たまに、YouTube.comで欧州のメゾンの映像を観て、欧州では、どんな洋服の提案があるのだろうか?と観ることもあります。
単純に言うと、目の保養ですが。
むつかしいなーと思うこともあります。

例えば、日本のファストファッションだと、依然として上下ともに、オーバーサイズの流行が続いているんですが。欧州のストリートスナップを見ても、全般的な流行ではなくなっていそうなんですよ。
オーバーサイズの洋服の流行自体が、欧州では全般的ではなくなりつつあるのかな?って思ったりもします。
単にストリートスナップを見ているだけなので、実際はわからないんですが。

欧州のメゾンを確認してみましょうか?フランスからと。イングランドからと。今年の秋冬の提案です。
まずは、Diorです。
上下のオーバーサイズというのももちろんあるんですが。体のラインを考えた場合に、一時期あったようなとんでもなくオーバーサイズという感じではなくなっていて。また、ジャケットに関してもコンパクトなサイズの提案もありますし。トップにボリュームが来る場合は、ミニ丈のスカートに、ロングブーツだったり、バランスは考えつくされていますよね。さすが、Diorですよね。ボトムスにボリュームが来る場合は、トップスは縦長にしていたり。ドレスにしても、体のラインは拾わないのですが(当たり前です)、歩くことで、女性の体の作りが、美しさとして浮き彫りになるというドレスになっていますし。
2025年の富裕層向けでは、ウエストマークが多用されていたりもします。
日本独自の流行のように上下ともにオーバーサイズというのは、多様化の一部として収れんされている印象でした。
上下ともにオーバーサイズだと、女性の体のラインの美しさをどこで演出するんだろうという感じですものね。
次はイングランドです。バーバリーです。ここ数年なぜか攻めに出ているんですよ。
女性のコートが思ったよりも、コンパクトなんです。ビックシルエットの場合は、生地がおそらくかなり上質なんだと思うんですね。揺れているので。生地が揺れることで、動くときに女性ならではのしなやかさがでるという。腕周りはおおきくても、ウエスト部分で絞られているので、裾に広がる部分で、女性らしさがでています。
スカートは、腰のラインをだして、そこからプリーツだったり。
日本のファッションってどうなんだろうな?ってたまに思ったりもします。
個人的には、上がダボッとしているときには、ピタパン。ボトムがダボッとしている場合には、上はコンパクトにしています。部屋着もしくはワンマイル用は。
上下ともにオーバーサイズは、傍からみていても、おしゃれではないですよ。日本の独自路線ってどこまで続くんでしょうね?
この間、ふと思ったんですが。バンドTとファッション業界のコラボがあったじゃないですか。
Oasisが再始動しますよね。どうするんだろうなーって思っています。

ファッション業界の常識が一切通用しない音楽業界だと、物販のバンドTの方が値段が高騰するんですよ。
Authenticな昔のバンドのTシャツで、状態がいいものだと、とんでもない価格がついたりします。
ツアーの物販だと、バンドによっては15年くらい経つと信じられない高値になります。
そこはね、ファッション業界が太刀打ちできない現場になります。
thee michelle gun elephantのツアーのTシャツは、海外でとんでもない価格で取引されているんですよ。
私は購入していませんが(普段着として着れないからです)。リセール分ですというのは、価値が下がります。ブート扱いになります。

実は、thee michelle gun elephantのアルバムで、それは絶対に手放さない方がいいというアルバムがあります。
High Timeのアナログ盤あるじゃないですか?is this High Time ?というタイトルになっていますが。ミッシェルのアルバム?という割と爽やかなジャケットになっているアナログです。
アナログ盤は、欧州の市場でもほとんど見かけません。なので国内の市場もむつかしいと思います。
欧州の流通で1万円超えるんですよ。飾っていてもいいジャケットになります。大事にしてくださいね。
2000年には普通に流通していたものが(つまり、Tower Lecordsで注文したら、届いていた商品です)消えてしまうんですよ。物販やコラボなどで、チバさんが手がけたデザインのものはことごとく持っていません。理由は、チバさんの趣味とわたしの趣味の違いです。理由はそこです。本当に全く趣味がことなるんですよ。しょうがないんです。似合わないものを購入してもあんまり意味がないんですよ。むつかしいですよね。