突然にやってくるもの。

それは悪夢です。手を変え品を変え、なぜ私は覚醒しないんだろうと悩むくらいです。

ここはどこなんだろうという場所で。

大体、地理ごと覚えてしまっている同じ風景が繰り返されるんですが。

とある場所にいかなくてはいけないのに。最短のルートがダメになっていて。理由は駅ごと潰れているというものです。知らない間に駅が使えなくなっていて。その駅を使おうとしても、駅ごと使われていないので、すでに、駅で降りられなくなっています。通過してしまうんですね。

その駅を使わないと、目的地に行けないのに。

駅が使えないって困るんですよ。

その駅で降りないと、その場所にたどり着けないのに。駅ごとつかえないみたいで。

徹底した迂回路を取らされるので。

しかも、他府県まで路線を辿って、別のルートで向かうんですよ。

地名は現実的な地名なんですが、風景はさすが悪夢だけあって、ここはどこの国なんだという風景なんですが。繰り返しみている悪夢なので、この先を右に曲がって、そこから、いちいち券売機で切符を購入しないといけないのに。その券売機が見つかりづらくって、右にまがって15メートルくらいいった先の駅員さんが庶務につかっているような不可思議な事務所で、券売機の位置を訪ねるんです。

駅の壁面がガラスでおおわれていたり、厚いガラスの奥が大理石で出来ていたり、大理石の壁はなぜ一面厚いガラスで覆われているんだろう、一体、あそこはどこなんだって起床してから思うんですが。夢をみているときにはいつもの風景なんです。

馴染みの風景になっていて。疲れたときに、厚いガラスに背を持たせかけて休むんですが。背中がひんやりします。ガラスって冷たいって印象があるのかな?駅構内って外と繋がっていて、外気が入るから冷たいのかもしれないと、冬に夢のなかで考えだすと、背中の冷たい感覚が、夢のなかで、突然消えたりしていました。

券売機の位置が12~3分間隔で、左右に場所を変えたり、券売機が壁の中に溶け込んでいったり、券売機が忽然と現れたりで。タイミングがつかみづらいんです。壁の壁面がコンクリートなんですが、表面が波のようにうねっていたりします。手で触ると固いコンクリートなんですが。固いコンクリートなのに視界で確認する限り表面上がたまに激しいくらいの波でうねっているんですよ。振り返って、逆方向を見やると、券売機まで行くための別のルートができたりするので、毎回、手前の庶務を扱っているような閑散とした事務所のような場所(実際に何に使われているのかわかりません)で駅員さんに尋ねるんです。

手間がかかってしょうがないんです。別ルートが出来ると迷いますし、別ルートだと余計に迂回路になっています。未知の場所まで出てきます。疲れるんです。

現実の駅とは構造も全く異なります。駅名だけ現実の駅名だけど、構造は似ても似つかないんです。

もう、覚えてしまったので迷うことはないんですが。駅員さんがその時々でいたりいなかったりするので、そこで手間取ったり。庶務みたいな閑散とした事務所のような場所のなかに入ってしまうと、そこから別の迂回路に出てしまうので、うっかりと中に入ることも出来ません。何度も失敗しています。手元の時計を見ながら、12分だから、こちらだっと行ってみると壁になっていたこともあります。コンクリートがうねっています。後ろを振り返ってもコンクリートがうねっている壁しかなく、切符すら購入できません。

駅員さんに尋ねないと券売機までも辿り着けないという。なぜ、券売機で切符買わないと移動できない仕組みなのかも理解できません。

どれだけ、めんどくさい手間がかかるんだろうという複数の目的地までの不可思議なルートを暗記ずみのまま、おなじような夢をみるんですが、その都度、微妙に変更が加えられているので。いささか途方に暮れながら、目的地までのルートを考え直すんです。

そして、夢をみながら、目的地に着いた後に、徒歩で潰れたという駅の様子を一回見にいったんです。

駅自体はあるんですが、途中で階段がぶった切られていて、地下鉄の構内までたどり着けないんです。

現実の駅名がつけられているんですが、現実の路線はそんなことになっていませんし。迂回路自体もないんですが、悪夢ならではの独特の地理が形成されていて。通常の路線から、地下鉄になって、また地上にでたり。それは実際の現実でもあるんですが。全く別の光景が広がっています。

目的地に行くまでにものすごく手間をとるんです。本当に頭を抱えたくなります。

一番嫌なのが、目的地に必ず相手はランダムなんですが、待ち合わせている人がいるんですね。

待ち合わせている誰かに会うために出かけているんです。用事はその時々の夢で異なるんですが。あ、こういう予定で、誰かに会わなければという状況で、目的地にたどり着くまでかなり時間がかかるんです。待ち合わせの駅で出会うんですが。驚くこともあります。

だれ?という人の場合もありますし、人の体をなしていないものが現れて呑み込まれそうになったり、もう大変なんですよ。誰かが待っていて、その人にあわなければいけないのに。事前に誰かわからないんです。

悪夢ってそういうものなんだと最近は諦めています。

たまに、えっという人と待ち合わせになっていて、どうしたんですか。心配したんですよっていうと、黙ってしゃがみこんでしまうんですよ。そのひとが。

笑顔でそこに立ってたのに、近づいて話しかけると、大丈夫だったんですか?って話しかけると、ふっとしゃがみこんでしまって。

大丈夫ですか?って聞くんですが。しゃがみこんだまま、石化してしまうんですよ。

悪夢って本当に嫌ですよね。心配したんですよって話しかけたら、相手が石になって、応えてくれないという。

壮絶に疲れてから起きます。起床時にやってられないという気持ちになります。相手は現実にいるひとだったり、悪夢の文脈上でしか存在しない人だったり、ひとですらない場合もあるので、もうやってられません。書いたら、あの悪夢は見なくなるのだろうかと思ったんですが。実は、こんな短い内容ではないので、どうなんだろうとも思います。複数の悪夢が定期的に入れ替わり立ち代わりで、疲れます。朝の疲れは壮絶です。おそらく、離脱症状だとは思います。悪夢をみることが実際にあるんだ、離脱症状でって思っています。頻繁だった頃に比べると回数自体は減っているような気がするだけですね。英語文献で調べると離脱症状の記載があります。ここに記載したからといって、見なくなる保証はどこにもないんですが。夢の解釈は、既に私のなかで出来ています。それは解決しようがないんだけどねという問題が悪夢になって部分的に出てくるんです。悪夢ってそんなものなんだと思いますよ。現実にあるものを使って、全く現実的ではないという。かなりくっきりした夢なので疲れるんです。夢見ながら、またかって思います。

error: Content is protected !!