追い詰められるなんて。

Paul Wellerさんの3枚組のCDがないんですよ。流通が。欧州もあんまりなく。

LPレコードは手に入りそうってなったときに。

もうちょっとで、簡易のプレーヤーに手を出しそうになったところまで、追い詰められたんです。

1週間かけて何度も考え直して止めましたが。1枚買ってしまうと、元の木阿弥になる経験は理解しているので。

いろいろと調べていると、LPの流通はいつも通りにあって。どうしても、PCに音源を取り込むのが主流になっているので、CDが高騰してしまうみたいです。

音源って考えると、CDのほうが扱いが楽ですし。

簡易のLPプレイヤーに関しても、最終的には、音源の取り込みの特化を目指しているものも出ていて。

そして、簡易のプレーヤーだと簡易版だけあって、年単位で持たない仕様になっているのが明らかで。

年単位でって考えると、貯金して買わないと無理じゃないという価格帯になりますし。

自然と諦めました。

需要が別方向にシフトしているからといって、そんなプレーヤーある?という形状のプレーヤーもありますけど。

もういいやってなりました。

CDが流通に乗るまで地味に待とうって思っています。

教えていただいた可能性はあるんですが、覚えてないというアルバムをご紹介したいと思います。

そして、残念なことに、CDが日本の流通に乗っていません。

正直、かっこいいです。

Joe Strummerさんが、The Clashに加入するまで在籍していたバンドとして有名なんですって。Wikipediaの情報は正しいのでしょうか?

The 101’ersです。マキシを挙げておきましたが。フルアルバムがすごくいいです。とんでもなく質がいいです。

一説によると、メンバーの皆さんでシェアしてらっしゃったフラットか何かの住所がバンド名のもとになっているらしいです。

一説によると、ジョージ・オーウェルの『1984』に出てくる、拷問のための部屋、「101号室」を適当にもじったという説もあるみたいです。

Wikipediaって結局何が正しいのかよくわかりませんが、音源は嘘をつきません。

The one o one’ers ですね。

アメリカ合衆国や欧州だと、レコードの文化も音楽を聴く文化もきちんとあるので。

日本みたいな電通グループのコンタミもないので。

ここまで、貧困に追いやられることはないんだと思いますが。

欧米の昔のCDが普通の流通にないんですよ。2005年に再版だそうですが。

わたしは見かけてないです。購入できた皆さん、羨ましいですっ。

電通グループのコンタミがなかったらと、本当にそう思いますよ。あの企業体って音楽好きからみても、必要性ゼロですよ。

Joe Strummerさんって、子供の時に音楽雑誌を斜め読みしていても、お人柄がいいという記載が必ずありました。音源しか知らなかったんですが。知性的ですよね。

どのくらい懐の広い方かというと、昔の映画で、アキ・カウリスマキ監督というフィンランドの映画監督の作品で、え?という登場の仕方をなさっています。『コンタクト・キラー』という作品です。写真では何度もみてるんですが、映画を観て、写真と同じ顔で、どう考えても、声がJoe Strummerさんで、ええ??ってなったことがあります。

アキ・カウリマスキ監督作品を順番に観ていったときに、ええ?って頭がとっちらかったことがあります。

え?ってなりました。この映画を観たときに。DVDは『白い花びら』と2作品で販売だったので。購入は控えましたが。

映画を観ていても、普通に動揺しましたからね。

何が起こっているのかわからないという。

散々、映画を観たり、音楽を聴いてきたのですが、2020年代って貧困の極みみたいな年代なのかもしれません。

質のいい映画や音楽に対して、直接手が届くきっかけが遠いですよね。こういう映画を観ておくと、教養となり、血肉になるよという映画に対して敷居が高すぎるような気もするんですよ。

もちろん、アキ・カウリスマキ監督作品については、配信サーヴィスで観ることができます。

子供の頃には、観るべき映画はNHKのBSとかが延々と流していたんですよ。特集を組んだりして。WOWOWも観てましたが。特集を組んでました。最近は観てないので知りません。

吸収するべき知識というのが途中で断絶していいのかな?とは思ってます。

どうなんでしょうね?

よくはないとは思います。

電通グループの人たちが知性ゼロ以下だからといって、映画や音楽を嗜む皆さんの足まで引っ張るというのは、考え物だとは思います。大体、映画や音楽って質が良くないと観ないですし、聴かないでしょ?わたしは質がよくないと聴くことすらしませんよ。しませんね。

【追記】

すいません。これは本当に怒られてしまいますよね。The 101’ers は、フルアルバムではなく、The 101’ers の音源を集めたコンピレーションアルバムだそうです。本当にすいません。猛省しております。ジョー・ストラマーさんに関しては、2007年に翻訳で『リデンプション・ソング ジョー・ストラマーの生涯』という伝記が日本で上梓されています。クリス・セールウィクズさんという方が、ご親族の皆さんからバンドのメンバーのみなさん、お仕事をご一緒になさったスタッフの皆さんまで300人の証言を集めた本です。もれなく、高騰中です。Wikepediaによると、Chris Salewiczさんが上梓なさったRedemption Song: The Definitive Biography of Joe Strummerは2012年に出版の記載になっていて。この年にハードカバーからペーパーバックになったのかな?と思っています。AmazonのKindleには入っているのですが、ご興味のあるかたは、英語になりますが。どうぞ。評価は高いです。わたしは伝記という形式が得意ではないので。むつかしい話ですし。むつかしいですよね。日本語のWikipediaのThe 101’ersの項目については、この本を読んだ方が編集に入られているので、日本語のWikipediaのほうが正確なんだと思います。チバさんの本にはアルバムのリリースの年が記載されていないのですが。1981年の2ndシングルをお持ちなんですが。UK版の可能性もあります。日本で2ndシングルがリリースされたのかがまずわかりません。日本で確実にリリースされたのは、Keys to Your Heartで、1985年にSMS recordsというところからリリースになっています。問題のコンピレーションアルバムが日本でアルバムの形でリリースされたのかどうかについては現状、確認がとれません。Andalucia Recordsというレーベルから1981年に出ていますが、フランスでもアメリカ合衆国でもオーストラリアでもニュージーランドでも、UKでもリリースがあるので、そのうちどのヴァージョンをチバさんがお持ちなのかさっぱりわかりません。チバさんがレコードを購入なさる時に、輸入盤の取り扱いがある店舗が含まれていると、もうこちらでは探しようがないです。索引をつけなおして再版してくださいませんかね。わたしの手持ちの本は第1版第6刷とありますから。要するに第2版を出す努力がThe Birthdayの事務所にあるのかどうかです。編集自体はもうざるなので。索引が索引の体をなしていませんからね。無論、現状で不可能なケースも想定できます。なんできちんとした編集者に頼まなかったのかが悔やまれますね。本があるのに、更に調べないとわからず、市場にでないとこちらでは情報が追えず、チバさんの所蔵のアルバムの細かな点を確認できないので。結局、五里霧中なんです。なんで、最初にチバさんの所蔵の全てのアルバムと7インチ、10インチで、目録を作らなかったんだろうって思いますよ。点数は信じられない数になるのは理解できますよ。中途半端な情報を延々と追う羽目になるんですね。信じられませんよ。

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