残念ながら、BBC soundのグレートブリテン及び北アイルランド連合王国以外でのサービスが終了になりました。
数年間でしたが。とても贅沢な時間を過ごさせていただいていました。
コロナ禍の時は、よくBBC soundに耳を傾けていました。
どんな聴き方だったかというと、BBCのラジオを朝からお昼過ぎくらいまで延々に聴くんです。
ぼけっとしながら。
時差は8時間です。日本のほうが8時間先の世界を迎えています。イングランドは夜中から朝焼けをかえるのかな?くらいの時間です。

選曲された”track list”が流れるんですが。選曲が本当にセンスがよくって。音楽の国なんで当たり前ですが(こんなこと書いていたら、BBC radioの皆さんに失礼ですよ)。
夜中を通してのtrack listだと、最後にかける曲をきめてから逆算してどの曲を流すのか決めているのかな?とか。BBCの皆さんなので。プロフェッショナルなDJですから。
凄いなぁって思いながら、ぼんやりと聴いていました。
ジャンルも幅広く扱ってますし。
8時間先を生きている日本で、ゆったりとした時間を過ごさせていただいていました。

いいなぁー、イングランドのラジオはセンスがあってと羨ましい気持ちになりましたよ。
NHKのラジオですか?
えーっと。日本の公共放送にセンスなんて求めても、無理です。
年末に紅白歌合戦に拘泥している日本の公共放送に、フェスをオーガナイズするBBCの比較対象は務まりませんよ。
サービスの終了はとても残念ですが。
数年間、ありがとうございました。直接、グレートブリテン及び北アイルランド連合王国の音楽に触れることができたなんて、ある意味奇跡に近かったのかもしれませんよね。
学ぶことが本当にたくさんありました。
海外でもサービスがあるって凄いなって思ったんです。サイトにアクセスするとダイレクトでたくさんあるラジオから選んで聴くことができましたし、BBCってすごいんだって思います。日本には根本的に欠けている文化になるので。羨望の気持ちとともに聴いていました。BBCはラジオのほうが信頼がおけるというのは数年間を通して学んだことでもあります。なにか大きな出来事が起こると、すぐにBBCのラジオを聴くのが習慣になっていました。もちろん、イングランドならではのむつかしさがあるのも少し知っています。それにしても贅沢な時間だったと思います。BBCのラジオに携わる皆さん、ありがとうございました。Far eastにある小さな島国から、皆さんの今後のご多幸をお祈り申し上げております。