耐えるしかありません。ベンゾジアゼピン離脱症候群で頑張っている皆さん、頑張りましょう。
結構辛い季節に差し掛かりますが。無理をしないように。
しょうがありませんよ。こころを扱う日本の公衆衛生が死に体なので。あなたのせいではありませんよ。
日本の精神医療がICD-10(2019年策定済み)を導入できていないという先進国でも稀にみる後進地帯なだけです。
症状が重い人に、薬がきくのは事実ですよ。うつ病を治せない精神科医はヤブですからね。

それから、延々と薬漬けにしてくるケースが少なくないです。うつ病の場合、重篤な状態ほど実は単剤処方になります。
うつ病で、ベンゾジアゼピン系睡眠導入剤を投与されていないあなたは幸運です。
うつ病自体はいずれ治ります。長期間続く病気では基本的にないです。後は、薬を飲むのをやめて、通院を止めるあなたの勇気が必要になります。元気になってきたかどうかは、あなたの周囲のひとに相談をしてください。主治医ではなく、あなたの周囲にいる冷静な皆さんです。
日本の医療では複数の投薬を平気でやるみたいですが。先進国のG7で精神科医が関わる処方箋依存形成について横断的に国際研究をやってみればいいのにって思うくらいです。
投与される薬に関しては薬剤師の方にきちんと確認をとるようにしてください。ベンゾジアゼピン系の処方がなされている場合は、おそらくベンゾジアゼピン系離脱症候群の危険性があるので、きちんとした薬剤師のみなさんなら、説明を行うと思います。
そのための薬剤師の免許になりますから。
仮に投薬されている薬のなかにベンゾジアゼピン系があった場合は、飲んだ段階でアウトになるので、飲まないようにしましょう。お薬が処方されたときに服用する薬について調べることも必要になります。過敏になる必要はないのですが。ベンゾジアゼピン系は避けてくださいね。

基本的に、睡眠に関して過敏になっても意味がないんです。途中覚醒があったとしてもトータルで眠れていれば大丈夫ですよ。睡眠に過敏になるのは、やめましょう。
ベンゾジアゼピン系離脱症候群になっていない健康的なひとでも、睡眠が浅いひとは普通にいますから。
悲壮感持っても意味はありません。過度に体調に対して敏感になると、それは心気症という古典的な病態になります。要するに気分の持ちようの問題になるので、自分で解決は可能ですよ。英語でいうと、hypochondriasisと呼ばれるもので、健康になりたいという願望の現れかたが間違っているだけですから。
苦しさは人それぞれですし、個体差になります。自分の苦しみを誰かが共有してくれるという事実は起こりません。厚生労働省も、日本医師会も、日本神経精神医学会に所属する精神科医も、日本におけるベンゾジアゼピン系離脱症候群に関しては直視すらもしていない現状なので、諦めるしかありません。
減薬に関しては、急激な減薬は避けるようにしてください。
アシュトンマニュアルについては、イングランドの医療でもベンゾジアゼピン系離脱症候群への対策として、適用していますが、その前に、それが適用できる作用の薬を飲んでいるかどうかの確認は取りましょう。

私は実際に、ラボナもハルシオンも、飲んできたその他もろもろの断薬をしています。これからが難関なのは皆さんと一緒です。
私は年単位で減薬をするつもりです。減らした分に関して体が慣れてきたなというのを実感してから、次の段階を目指すつもりです。急激な減薬は避けましょう。
不調については、当たり前なんだと思うようにしています。
苦しみはひとそれぞれで、ベンゾジアゼピン系離脱症候群の専門科医なんて、日本には存在はしません。研究グループすらありません。専門医を装っている医療従事者はいると思いますが、信用しないように。臨床経験が浅い場合も想定されます。研究医は臨床経験が限りなく少ない(つまり、重症患者を捌いた経験がないということです)場合も想定されますし、薬をゼロにしよう、或いは最低限にという視座を日本の精神医療がもてない残念な現在地でしかないです。
他の先進国の精神医療の現場はそこまでひどくはないと思いますが。
投薬が日本の精神医療のスティグマです。それが日本の精神医療の実情です。
お互いに孤独ではありますが、それぞれの場所で頑張りましょう。
大事になるのは、開業医は避けるということです。総合病院だと、評価がない医者はいずれ淘汰されます。後、基本的に定年が設けられているはずなので、医療情報のアップデートができない医者も淘汰されます。基本的に日本の精神医療の研究医ですら役に立ちませんから。淡々とお互いに頑張りましょう。