太陽のせいではなく、おそらく、ヒトという種のせいになるかと思います。
永遠にヒトという種が地球上に永遠に存在するわけでは実はありません。種というのは、定期的な淘汰があるのが現実なんです。
地球の歴史に比べて、ヒトの歴史が短いのはそういうことです。白亜紀と現在では地球の生態系はおそらく違うんじゃないのかなって思います。詳しくありませんが。
地球の温暖化については、多分、おそらく原因は、ヒトなんだと思います。
難しい問題です。地球の問題で、アジア地域の問題で(すいません、footballの考え方です)、日本の問題で、あなたとわたしの問題でもあります。
実は、環境省がかなり詳細に、温室効果ガス削減にむけて、論文形式に近い形の意思表示を掲載しています。
論文になっています。各省庁ともやり取りを行ったのでしょうし、データが古い分に関しては、これからデータを頑張って取るという意思表示でもあるのでしょうし。詳細については、私も一読しただけなので、理解できていないところも多々あります。
ただし、環境省にお勤めの皆さんの本気度は伝わります。

地球温暖化対策計画(令和3年10月22日閣議決定) | 環境省 (env.go.jp)
私は単純にメディアに踊らされるよりも、きちんと資料を読みたいタイプなのですよ。
太陽光パネルのやりすぎ問題もありましたが。
太陽光パネル自体が、まったく使い物にならないというわけではないのです。
問題は、日本が災害大国だという前提になります。地震もあれば、ゲリラ豪雨もあり、水害もあります。

問題は、設置場所で地震が起こった時の危機管理が事前に行えないということです。
日本でそもそも向いている施策になるのかどうかという問いになります。
では、太陽光発電自体使い物にならないのかというと話は別で、産業別に、そこは国が最低限の補助金を出して、産業別にして太陽光発電を利用するかどうか決めてもらった方がいいです。
相手は産業構造自体になるので、使い物にならないと判断された場合は、補助金貰っても、NOを突き付けられることになります。
現場判断にしてもらったほうがいいんです。なので、補助金については最低金額ぐらいがいいんです。こんなに補助金貰っておいて、今更、NOとは言われへんという状況にひとつの産業を陥れるよりも、少し補助金出ますけど、そちらの産業で試してもらえないでしょうか?ぐらいのほうが、現実的な回答をもらえると思います。
産業がひとつのベースになる電源を実際にきちんとその産業構造の中に組み込めるのかについては、その産業の判断に任せるという形を取るんです。

ひとつの産業として、組み込むことが出来れば、それは応用が利くエネルギー源になります。
土地が変われば、太陽光発電が使い勝手がいいという国もあると思うんですよ。風力発電と一緒の発想です。
風力発電に適した国土を持つ国もあれば、日本のようにポーズで終わる国もあります。なぜ、ポーズに終わるかというと、4つのプレートの境界線上に、日本の国土が成立しているからです。
海底のプレートがちょうど近所だったり、日本の真下を通っていたりするので、プレートの運動から逃れられないんです。
経済産業省管轄の資源エネルギー庁では、日本で有効活用できそうな再生可能エネルギーを紹介しています。

再生可能エネルギーとは|なっとく!再生可能エネルギー (meti.go.jp)
水力発電は、ダムだと思ってください。バイオマスはメタンガスに繋がるので現実的ではないです。地域別と考えて、いくつかベースロード電源を確保するときの補完作用くらいにはなりますが、温暖化についてはマイナス要素が少なくないようです。環境省の論文を読むと。
環境省の論文を読んでから、経産省管轄の資源エネルギー庁のサイトを読むと、この庁は勉強ができてんのんか?という事態にはなります。
ドイツが顕著ですが、欧州だと一つのベースロード電源に頼らずに、複数に分散をして、尚且つ、国で掲げた削減目標を達成で来ていたりもします。脱原発は済ませているのがドイツです。
日本の場合は、原子力発電が40年超えても現役というあのフクシマの問題が起こった時の原子力規制委員会は何のために存在したのかよくわからない状況ですが。もちろん、原子力規制委員会は現役の組織です。

それ以上に問題になるのが、日本の場合は、原子力発電所が多いので、どこの都道府県が最終処分場の受け入れを行うのかという問題があります。
原子力発電は恒久的に使用できる施設ではないのが現実です。
日本の温暖化に向き合うだけでも気の遠くなるような気持ちになります。
でも、同時に現実の問題にもなります。
むつかしいのですが、避けては通れない道になります。
いろんなひとの議論があっていいと思いますし、異論があっていいと思います。最終処分場にしても結局管理が必要になりますし。あんなものという忌避感を、私たち日本人は抱きがちですが、福島第一で現実と戦っている技術者のみなさんは頑張っているんですよ。事故当時、被爆で失われて命もあったんです。始末をつけるということは、徹底的に地質や活断層の調査を事前に徹底してやって、日本の国土のなかでできるだけ安定した場所で、永遠に管理をし続けるという事実になります。実際にアメリカでも管理をしてますし、管理に対しては、他国の知恵を借りることも出来ます。いまは戦争をしているロシアですが、福島第一の事故直後は技術者の皆さんが手弁当で来てくださいました。フランスも原発を抱えているので技術者の皆さんが日本にきて知恵を絞ってくれたんです。いつか解決の見通しが立つといいですね。忌避ではなく、正しい廃炉と、正しい廃炉後の管理と最終処分場の場合は永遠の正しい管理方法になります。国外には出せません。