未知の領域です。

アメリカの減薬のマニュアルを読んでも、処方されている薬の5%~10%から減薬をスタートさせてくださいと記載があるんですが。私は、現在12.5%減らしています。

先が長いというのと、面倒くさいのと両方なんですが。

結構、きますね。

断薬やりきった皆さんを思わず尊敬しています。心の底から、本当です。

体の状態が未経験のゾーンに入っている感じです。

いままで経験したことのない種類の過酷さに耐えています。いろんなところでベンゾジアゼピン系睡眠薬の減薬、断薬を頑張った皆さんが伝えるこの言葉の感覚は、多分、これなんだなーというのにやっと気づいている感じですね。

パリ五輪の公式の編集版のオープニングセレモニーを観ていたんですよ。

単にセレモニー観ているだけなんですが。たった数時間の集中力が辛いという。

たった、12.5%なのに、あっという間に寝不足の状況になったり、2度寝が困難になっていたり。

辛いなぁーという日々です。やらなきゃいけないことは普通に沢山あるので。やってますけど。ミスをしないように、辛抱強く確認を3回ぐらいやらないと、数回に一度、思わずミスをやってしまいそうになります。

ミスがミスにならない応急処置というのも考えないといけないですし。

応急処置なんだろうか?という状況にも追いやられます。

なんで夏を選んでやっているかというと、夏って普通でもしんどい体の状況になるので、その分、気がまぎれるかもと思って夏の減薬スタートなんですよ。

そして、真冬にまた辛さがやってくるので。

いまの感覚だと年単位だなというのは理解できます。

突然のお薬全断ちとかやった日には、入院するんだろうなって予想がつきますね(入院なんてした日には薬漬けが待っているだけなので避けますが。大体、精神科どころか普通の身体の科でも入院経験はゼロ日です)。

十分にしんどいです。

黙って、減薬断薬をやり切った皆さんの気持ちもほんの少しだけわかります。

医療情報として共有されないので(精神科がまずベンゾジアゼピン離脱症候群に対処できません。日本の場合)、本当に患者の良識に任されている感じです。

この感覚はベンゾジアゼピン離脱症候群の人にしか理解できなくて、医療情報として「選択と集中」すらされていないので、誰とも共有ができないんですよね。

誰かにこの辛さを伝えたところで、伝わるんだろうか?という気もします。

世の中には様々な病気がありますが。

専門医が役に立たないんですから。無理ですよね。

自分の理性を頼りに進むしかない感じがします。

正直、パリ五輪を楽しめない感じです。おそらくfootballの競技だけ観て終わりそうです。

しかも、分析があるので。しんどいですし。

カタール大会の時も細かな分析はやったんですが、あの2倍時間がかかる感じです。

1日のうちに集中して日本代表の試合を観てその場で分析をして、次の試合をその日のうちにやりきるという普通のことができないんですよ。

私の場合は、数秒ごとの確認事項を取るので、実は時間がかかるんですが。1日の割り当てをして、カタール大会で仕上げてきた部分が、時間内に仕上がらないんですよ。信じられません。

ぐっとした集中力が持たなくなります。

集中しようとすると急に霞がかかってきてしまい、その上、気分も悪く、体はしんどいという。

寝不足なんでしょうがないんですが。

薬価を少しだけ減らすという事が、これだけダイレクトに体の不調を呼び起こすとは思っても観ませんでした。

まぁ、初めてのことになるのでしょうがないんですけど。

体の状態が慣れないと、次の段階には進めないので、体の不調が回復するまで待ちます。

この段階で?って驚いてますけどね。

たった12.5%の減薬量が、もしかすると体の様々な受容体の賦活を呼んでいるのかもしれません。

この集中力が切れてぼわーんとする感じは、子供の時以来なんじゃないのかなって思います。

子供って馬力の塊みたいなところがあるので、案外電池切れ寸前まで、馬力を駆使してしまい、途中で寝落ちしたりするじゃないですか。

その後で、なんで起こしてくれへんかってんってむかっ腹を立てたりするじゃないですか。

あの時以来ですよ。ちなみに、もちろん、寝落ちなんて幸福な事態は全く訪れませんが。

普段、効いていたはずの馬力が、急に半分になってしまった感覚ですね。分析をやっているとよく理解できます。

急に途中でしんどーってなって。具合が悪くなって気持ちが悪くなるという。

体は健康になろうとしているんですけどね。トータルでバランスが悪い状態なんだと思います。

サッカー選手になら少し理解してもらえるかもしれません。

怪我をして、状況によっては手術をして、そこからリハビリになったりするじゃないですか。

体の感覚も正確につかめていないので、おそらくという感じなんですが、体の中の薬価と体がアンバランスな状況に置かれていて、気持ちが悪いんだと思います。

離脱症候群のなかにはっきり不眠って記載がありますし。体中の受容体が休眠状態からだんだんと起きる状況にもなるので、いろんなところがアンバランスになるんだと思います。

え?っていう状態で吐き気にも襲われたりしました。応急処置はしましたよ。

思わずこけて手を突いた部分に、あーあ、という怪我をするじゃないですか。そこにバンドエイドを貼るみたいな感じです。

基本的には気に病まないようにすることを大事にしています。

ですが、体が物理的に無理ってなることもあるので、1日がはじまる前の日の夜に、次の日、最初に何を優先させるのか判断を先行させるようにしています。それだけ、とっさの判断力が落ちているのかもしれませんが。

とにかく、準備をして、むつかしいと思ったら諦めるという対策を取っています。

減薬は諦めるわけにはいかないので、体調を優先させるということです。

パリ大会のサッカーを完全に楽しめる状態に体がならないという事です。

それに関しては、流石に諦めます。

睡眠が足りないって、薬漬けだと結構大変なんだって思いました。最初は大丈夫って思うんですが、その後、急に体調がえ?ってなったりします。誰にも気づかれない程度に収めて、自分で調整をつけなければいけないので。むつかしいなーとも思います。ちいさなめんどくささはありますよ。体が少しむくんだりもしますし(むくみは睡眠時間が足りると自然と治ります)、それでも水分補給と体を冷やしすぎないようにしています。しんどい時には運動も休みますよ。さすがに。まぁ、いまの減薬量に体の状況が慣れてくれるまでの辛抱になります。正直、こんなにすぐ異変が来るとも思わず、先が思いやられますが。体が慣れていかない事にはどうしようもないですから。サッカー観戦を楽しみたいんですが。分析を楽しみたいのですが。脳みそがもう無理ーって云ってくるんですよ。細かいところで判断ミスが出てるような気がするーと思って振り返ると、やっぱり、で。やり直したりしています。3回続くと諦めることにしました。時間と体力の無駄だからです。パリ五輪で日本代表の力になりたいと思っているんですが、ベンゾジアゼピン離脱諸侯群とも戦わないといけないので、全力で頑張れません。反省をしていますよ。しょうがないです。不可抗力です。おそらく、この先、不定期になります。何卒、ご了承ください。

error: Content is protected !!