映画では俳優さんって、多彩な表情をみせるんですよ。(再掲)

『エクス・マキナ』のネイサンは酷い人ですが、頭のキレる冷酷な経営者でもあります。演じたオスカー・アイザックさんは、別の映画に出ると全然違う人になってしまいます。

ここで、素顔のアイザックさんのご紹介です。

北米では子供たちのためのSOSの機関が1989年に創設されています。子供たちのための110番の専用電話があるんです。世界中から助けを求めることができますし、プライバシーも守られます。おそらく、英語対応が主になるのかもしれませんが。カナダなのでフランス語対応はあります。

https://kidshelpphone.ca/

寄付を募るために、アイザックさんは素敵な歌声を披露していたんですよ。

心が優しい人なんです。俳優さんなので、お仕事になると、怖い人に変身していただけなのです。

そのアイザックさんの歌声を存分に味わえる映画があるんですよ。

おそらくソフトに関しては、数年後に高騰していくんだろうなぁーという感じです。私は、初版でblu-rayを購入しました。『インサイド・ルーウィン・ディヴィス』です。

主人公のルーウィンを演じています。アイザックさん演じるルーウィンは、この映画でずーっと散々な目にあっています。なんでなんだろうっていうくらい、散々な目に遭います。

同じ俳優さんなのに別人なのです。

時代は、1960年くらいです。ルーウィンはシンガーを目指しています。ただ、歌詞の世界観がキャッチーではないために、実力があるのに、なかなか芽がでないんです。

ニューヨークが舞台です。ニューヨークの土地柄って、昔からこうなのかなぁーって思ってしまう出来事が最近あったんです。

コロナ禍で、アメリカのニューヨークが信じられない状況になった後、寒い冬にカラフルな冷蔵庫が設置されはじめたのです。ニューヨークの冬って寒そうです。どうやら天然の冷蔵庫になっていて、地域にお住いのみなさんや食料品店のみなさんが、うちで余ってしまったから、必要な人は自由に持って帰ってくださいって、そのような形で、冷蔵庫は活用され始めたのです。これだと押しつけがましくもなりませんし、いや、うちで余ってたからという云い訳もできます。必要なひとはその冷蔵庫から自由に食料を持ち帰っても、ほんとうに構わないんです。押しつけがましくはないけど、ちいさな親切が成立する場所なんだなぁーって思いました。冷蔵庫は、無料の自販機のような役割を担ってしまったのです。

ルーウィンが猫を抱いて地下鉄に乗るシーンが好きなのです。おじさんからは電車の中に猫を持ち込むなんてっという冷たい目線を浴びるのですが、2人の子供は優しいねぇーと笑顔をルーウィンに向けるんです。

映画を観なおすたびに、ルーウィンが、この後、幸せな人生が歩めているといいなぁーって思います。

監督は、コーエン兄弟です。

アメリカ映画ってハリウッドのほかに、ニューヨークを拠点にする映像作家がいるんです。オスカーにノミネートされても絶対に出席を断るウディ・アレンさんや、私の大好きなジャームッシュ監督、そしてコーエン兄弟などです。

映画好きを公言している男子のみなさん。コーエン兄弟の良さが判らないと、モテませんよっ。

よかったら、観てみてくださいね。

移民の国なんだなぁーって再認識する映画になっています。ルーウィンは半分だけウェールズ人で、お父さんは外洋にでて漁師をして、家族を養っていたんです。この映画を観なおしたあとに、コーエン兄弟の別の作品である『ヘイル・シーザー!』を観て、大爆笑してました。ジョージ・クルーニーさん演じる俳優さんの最後の台詞が、すっごく、おもしろいんです。福音派でも、カソリックでも、正教会でも、プロテスタントでも、ユダヤ教でも、それは見逃してくれるっていうセリフになっていて、本当におもしろかったです。最後の場面がいいんです。当時の大統領は当時の大統領ですからね。”Behold”ってとある場所に書いてあって、もうお腹が痛かったです。ニューヨークの風刺って、本当に面白いんです。さすが、コーエン兄弟です。英語が理解できてしまう人にはかなりおすすめです。

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