音楽について調べているんですが。わたしはいつになったら、R&B、つまりリズムアンドブルースにたどり着けるんだろうって、悩んでいます。
目的地は一応あるんですよ、イングランドの音楽なんです。出来れば、The Yardbirdsだったり、The WhoのPete Townshendさんまで辿りつきたいのですが。そもそも、ロカビリーってなんだろうというところで悩んでしまい。ロカビリーの手前は何だろうというところで悩み、そして、ドラムはどうやって登場したんだろう?と悩み、結果、Rhythm and Bluesの手前で悩み続けています。現在地は、アメリカ合衆国の東部から五大湖周辺と、南部と南部の周辺の州を行ったり着たりしています。

文献を探すより、いつでも書き換え可能なWikipediaの情報を読んで、音楽を聴いていった方がいいのかもしれないと音楽を聴いています。
気づいたのは、Rhythm and Bluesが成立するには、まず、Bluesというアフリカ大陸にルーツを持つアメリカ合衆国の当時の皆さんが歌っていたはずの、日本だとおそらく「労働歌」と翻訳される可能性が高い(わたしはこれは学生のときに文献で読んだことがあります)ものも含まれるんだと思います。歴史をどれくらい遡ることができるのかは、わたしの理解の外になります。
太鼓は交易の際にはアフリカ大陸からは持ち込まれていないはずです。英語文献で、奴隷貿易でアフリカ大陸から新大陸に隷奴として運ばれる皆さんがどのように運ばれたのかという図を見たのが、トラウマ的な記憶になっていますが。ここに記載できないような扱いで、ほぼ家畜同様の扱いで、新大陸に送られています。世界のいたるところから珍しい動物が旧大陸に送られるときに、動物は大きな船のバラストの近辺に置かれて(当時の船は海の中に沈む部分が何層にも分かれています。ヘンリー8世の統治時代の船でもかなり大きいですものね。観に行きたいですよ)、管理が杜撰なまま送られることが少なくなかったんですが(文献で読んでいます)、同じヒトに対してよくそんなことができるなという方策がとられています。あれは、酷すぎますね。

ブラジルまで考えると、南北アメリカ大陸における奴隷制度の歴史自体古いんです。16世紀まで遡るんです。隷奴化した当時のアフリカの皆さんを交易品として扱い、家畜のような扱いをするという。現在のわたしたちからすると、まったく理解の範疇の外なんです。隷奴の扱いの歴史はヨーロッパでは古代ローマまで遡れるんです、実際に。
そういったものが中世で断絶せずに、中世の暗黒時代の名残は酷い形で近代に受け継がれるんです。
多くはプランテーション農業のための労働力なんですが。白人も勿論含まれます。
アメリカ合衆国の皆さん、ご存じですか?
“Indentured servitude”と呼称される人々です。18世紀のイングランドに存在をしています。イングランドは18世紀には、アメリカに植民地を持っていました。Wikipediaの情報だとインドやアジアからの移民という記載があるんですが。日本で世界の歴史を学ぶときには、正確な歴史を学びます。大学の入試のために世界の歴史を学ぶんですよ。世界史を選択してしまった場合、入試のためなので広範囲の暗記が必須になります。日本史(日本の歴史)は含まれないので。隣の中国の歴史に、もしかすると普通の中国の皆さんよりも一時的に詳しくなります。世界中の広範囲の地域の歴史にも詳しくなります。
日本人って勉強熱心でしょ?当時、わたしも世界史でしたが、ウンザリでした。
そこでも、白人が”Indentured servitude”として新大陸に渡るというのは出てきます。日本人は世界史で正しい情報を学問として学びますからね。
ヨーロッパからの移民(”Immigrant Europeans” )として、文献を探すとWebでも英語文献で出てきます。是非、探してみてください。アメリカ合衆国の皆さんの歴史の問題になります。自国の歴史に案外詳しくないという場合だってあるでしょ?
白人が支配層ではない側面はあるんですよ、アメリカ合衆国の歴史が形成されるうえでは。白人が白人を支配するという構造になりますよね。勉強、頑張ってくださいね。
日本人ですか?日本人だけで支配層から被支配層まで確立された歴史をもっていますよ。国の歴史は支配層から被支配層まで、緻密なグラデーションを描きながら、存在していました。いまでは日本国内は自由に移動できますが。江戸時代にはそんな勝手は許されなかったんです。身分証がなかったら、隣の藩にも移動できません。それくらい厳しかったんですよ。日本では移動の制限は長い間あったんです。実は古い小説や民俗学の本を読むと、隣の藩と言葉が通じなかったという話も出てきます。それくらい独自性があったんです。ちいさな極東の島国ですが。
では、音楽の話に戻りたいと思います。
Bluesです。
Blues自体も複雑なんですよ。ここの勉強はできるだけスキップしたい感じです。
理由は楽器の構成がわからないからです。
有名なYouTube.comの映像らしいのですが。Bluesです。
アコースティックのギターとバンジョーみたいな楽器と、”jug”というお手製の個性が光る楽器です。陶器だったり、ガラス製だったりするそうなんですが。奏法としては笛に近いんですが、担うのがリズムになるんです。そうです、リズム隊です。だって、ドラムがないからです。ベースもないからです。
でも、リズムは必須なのでリズム隊なんです。
この映像をみたときに、ひとって複数人で音楽をつくる時に構成を頑張るのは、もう本能なんだって思いました。
音楽はリズムが必須というのがよく理解できます。
次は、1924年9月25日に、インディアナ州のリッチモンドにあったスタジオで録音された演奏になります。Whistler’s Jug Band のJerry O’ Mineです。
構成が、violin (fiddleと同義だと思います)、Vo&G(口笛も楽器扱いです)、banjoとmandolin、Jugとなっています。ドラムがないリズム隊の形成ってむつかしいんだなって思いました。
Bluesでリズム隊はむつかしいんだと思います。
Jugはリズム隊ですよね。
え?これ、bluesって思われそうですが。Bluesですよ。
皆さんが、bluesだと直感的に想起するのは、Fred McDowellさんのbluesなんかだと思います。ステージネームは、Mississippi Fred McDowellさんです。Bluesの音楽を地で行く方です。
映像のなかで引用されているのは、McDowellさんの言葉になるそうですが。
”If you pay attentionーwhat I sing, the guitar sing too, and what the guitar says, I say.”
「注意深く聴くのであれば、わたしが歌っていることを、ギターも歌っていることがわかるだろうし、ギターが語ることに耳を懸命にかたむければ、わたしが語っているとわかるだろう。」
McDowellさんはご自身の演奏については、R&Bではないと言明をしてらっしゃるそうです。それをタイトルにしたアルバムがあるそうです。
1904年にテネシー州のRossvilleにお生まれで、早くにご両親を亡くされ、14歳の時にはギターをもって、ダンスをするような場所に出向いてチップを稼いでいたそうです。1926年に綿花から油を抽出したり、他の製造品を作る、Buck-Eye飼料工場という工場に勤務をして、1928年には、ミシシッピー州に移られて、綿花摘みをなさっていたそうです。1940年代には、同州のComoという場所に住まいをもち、農夫として働きながら、週末にはダンスやピクニックのために演奏をなさっていたそうです。音楽を研究するAlan LomaxさんとShirley Collinsさんのお二人がフィールドワークをしながら録音作業を行っている際に、McDowellさんの演奏を1959年に録音することになります。その折には、ちょうどbluesやfork music (アメリカの昔の土地に根差した伝統的な音楽です)に注目が集まっていて、様々なプロデューサーなどの目に留まることになり。プロのミュージシャンになるそうです。
こういう音楽家が少なくなかったのかもしれませんよね。McDowellさんの音楽は、North Mississippi hill country bluesという音楽ジャンルになるそうです。Bluesにも沢山ジャンルがあるみたいです。
BluesはR&Bを後に生み出すことにはなるんですが。
BluesとR&Bは、イコールではないと、Bluesを演奏する音楽家は自負してらっしゃったということになりますよね。
また、音楽はアフリカ大陸にルーツをもつアメリカ人の占有物ではないんです。
Clarence Ashleyさんは、1895年生まれのfolkの有名な音楽家です。アパラチア山脈でhillbillyの勉強をしていましたが。1911年の初めにはアパラチア山脈の南側で、medicine showというちょっとオカルトみたいな見世物があったそうなんですが。そこで音楽を演奏なさっておられたそうです。
“Clawhammer”というバンジョーの奏法があるそうですが、その名手になるそうです。
アメリカ合衆国では、現在と同様に様々なジャンルの音楽がいろんな音楽家によって演奏されていたそうなんです。
こういったbluesだったり、folkだったりというアメリカの古い音楽の形成があって、そこに後に発生するJazzやblueglass (実はblueglassを辿って行った先に、Clarence Ashleyさんの音楽が存在したりもします)などの音楽の要素が加味されて、バンドの編成、つまり、音楽の要素がある程度整理されて、R&Bの音楽が生まれるんです。
今回は足りない部分の補足をかなり端折って頑張りました。
ブルースはむつかしいですよ。
ブルース(日本語ではブルースという表記なので踏襲しています)を頑張れるのかなぁ?って思っていたら、足早に立ち去る感じになっていますが。ジャンルが結構あるんですよね、ブルースにも。もうむつかしい、むつかしいってなり、これからイングランドに向かいたいのに、いつになったらイングランドに行けるんだろうと頭を悩ませたので。ほどほどにしました。チバさんがダイヴしないジャンルをわたしが頑張れるはずないんだって思っています。やはり、無理でした。