私が最近待ち遠しく思っているものの一つに「血液検査」があります。そんなひとは、わたしくらいだってことも知っています。
血液サラサラ作戦へのモチベーションの維持ってむつかしいんです。
自分のダメなところをたくさん見つけてしまうからです。

ベーコンや卵が入ったパンはなるべく遠ざけているにも関わらず、たまにクリームパンをぺろっと食べていたり、しています。
これくらいだと引きずらないのですが。その後に卵料理を食べなくてはいけなくなった場合に、どよーんってなります。
クリームパン、食べるんじゃなかったーって。
どよーんってなります。
最初にわかっていたらクリームパンを買い食いしなかったのにーって、後悔の嵐にさいなまれます。
たまにだから、おいしいんだよねって思いながら、おいしく食べたクリームパンの思い出がすべて台無しです。
簡単に言えば食事の管理です。それもごく簡単なものです。お菓子と卵と乳製品の加工品を食べないってだけです。スナック菓子も基本的には食べません。
間食をやめているだけです。寝る前に食べないと、食べないと、眠れないっと悩んだ時のために、フルーツや軽いビスケットなどは用意してあります。

だって、食べたら安心して眠ることができる特長をもった体を、約10年くらいかけて作ったわけですから。
しょうがありません。
こんな状況下なので気軽に内科を受診もできません。かかりつけ医の先生に、血液がドロッドロッからトロトロくらいになったかどうか知りたいだけなんです、とは言えません。
そのうち、アイスクリームのおいしさを忘れてしまったらどうしようなんて悩みを、誰に打ち明けるべきなんでしょうか?
内科の先生を笑顔にしてしまうだけです。後で、看護師さんに、どれくらいの間、我慢していたか聞かれて、コンビニのこのアイスクリームがおいしいよって、親切に教えてもらうだけです。
モチベーションのたもち方ってむつかしいですね。半年くらいかけて取った卵の摂取量は、卵数個分くらいですよ。1カートンまでいかないですもの。
夢は変わらないんです。
血液の検査結果が良かった場合。

ポテチを一袋、一気に食べるです。いままで、こんな夢を持ったことはありませんでした。ポテチとの距離がこんなに遠くなる人生の岐路に立つなんて、思ってもみませんでした。
一般の人の血液検査の申告が、他人の迷惑にならない、そんな平和な日々を願っています。
知ってますよ。そんなことを願っているのも、わたしだけですっ。
結構な量を食べて眠ることが常態化していた時間が長かったので、結果的に血液がドロッドロッなんです。なかなか眠たい気分にならないから、お菓子を食べようとして、お菓子を手に持ったまま、階段の下で寝ていたこともあったそうです。眠っていたので覚えていないのですが、まるで階段から落ちたように、床にお菓子をバラまいて、うつぶせになってくーくーっと眠っていたそうです。飲みにでかけて帰ってきた家族が発見時に驚いたそうです。そのまま睡眠中を維持しながら、なんとか指示に従って、ベッドに自力でたどり着いたそうです。つまり、睡眠中なので自分の意思が表にはでないはずなのに、家族の指示の声は届いていて、記憶のないままに、ベッドにたどりついて、横になったことになります。睡眠とその行動の相関関係ってどうなっていたのだろうと、いまだに気になっています。記憶は全くありません。もちろん、アザもなかったので、階段からは落ちてないみたいでした。意識と識下のどこに家族の声は響いていたんでしょうね?睡眠中も脳は休んではいません。睡眠中に、他人の指示に従って移動する身体って、どんな状況にあったんでしょうね?
 
																								 
																								