ものすごく考えます。わたしはCDで音楽を聴きますが。音源を購入するかしないかについては考えるんです。
基本的にものを増やしたいと思わないので。

自分で管理できる許容範囲を超えるのが嫌なんです。
え?こんなもの所有していたかな?という状態は、わたしにとってはぞっとする状態なんです。
なので、音源をCDとして所有するときは考え抜きます。
手元において、延々とその音楽をループで流すのですから。考え抜きます。
基準はあるんですよ。大好きな音楽家はなぜか教育熱心という、不思議な状況で音楽を聴いてきましたから。
アルバムを基本的に購入します。
フルアルバムの形で、統一感があり、尚且つ個々と全体の構成の質を重視します。
LPアルバムで音楽を聴くのが一番いいのは理解しています。難しい時もあります。日本の住環境ですし。
過去に思い切った断捨離で思い出すのは、XTCです。結構沢山所有をしていたんですが、そこから選ぶという作業をしました。
XTCの存在を教えていただいたのは、幸宏さんです。

XTCを好んで聴きますよという皆さんだったら理解をしてくださると思うんですが。
3枚選ぶって過酷なんですよ。
そのうち2枚は、Apple Venus Vol.ⅠとWasp Star (Apple Venus Vol.)で確定してしまうんです。XTCが好きでこの2枚について評価が低い人はいないと思うんですね。
実質残されているのは、1枚だけなんです。
Skylarkingじゃないの?Black Seaでしょ?とかそれぞれでご意見もあると思うんですが。
わたしが残したのは、Nonsuchなんです。
もう、最終的には好き嫌いですよ。但し、基準もあります。
構成がとても整理されているんですよ。聴いてみると。そして、ストレートなんです。案外直球です。歌詞は練られています。後々を考えると、わたしが英文学を選んで勉強しだすのも納得だというアルバムでもあるんです。
XTCという、音楽が好きなひとなら評価が低い方がどうにかしているというバンドで、一枚を選ぶとすると、自分の人生と直結してしまうようなアルバムを選んでいるんです。一枚を決めるときにはかなり必死だったのを覚えています。当時はストリーミングがないので。
最終的には自分のありかたに近いアルバムを選んでいます。
不思議だなって思っています。当時はそこまで何も考えていないからです。
フルアルバムの構成の質が高いのは大前提で当たり前なんですが、後は自分の在り方に沿うのか沿わないのかで選んでいるんだって驚いたことがあります。XTCにしてはとてもストレートでいいアルバムなんですよ。歌詞は凝っていて、曲調は極めて明るいというのはイングランドの音楽の特徴のひとつでもあります。沢山のジャンルがありますが。本当に大好きなアルバムです。子供の時に散々遡ってCDを購入していって、最初のアルバムを聴いた時に本当に驚きましたからね。ここがスタート地点で同じバンドでなんでこんなに変わっていくんだろうって。最初は、ニューウェイヴでパンクだったんですよ。びっくりですよ。