わたしはグレイトブリテン及び北アイルランド連合王国の音楽を子供の頃から好んで聴きます。
直接的な要因は幸宏さんのファンだからですが。
もちろん、幸宏さんはアメリカ合衆国の音楽もお詳しいんです。
ふたつの国の音楽を一度に理解するのがむつかしいので、わたしが好んで選んだのがグレイトブリテン及び北アイルランド連合王国だったというだけです。
日本には楽器の音楽誌もありますが。
日本で通時的な欧州やアメリカ合衆国の音楽の受容史みたいなものは編纂されないのかな?って思ったりもします。
楽器を扱う音楽誌ってあるでしょ?
楽器を扱う雑誌のほうが情報が集まりやすいのではないだろうかとも思うんです。

幸宏さんご自身の音楽家としてのはじまりはスタジオミュージシャンになります。
そして、各楽器の雑誌で、つまり、ギターだったらギター、ベースだったらベース、キーボードだったらキーボード、ドラムだったらドラムなどで、各楽器の専門家にアプローチしやすいのではないだろうかって、勝手に思ったりもします。
私自身にそこまで知見がないので、具体的な言及は避けますが(当然ですが、失礼にあたるからです)、幸宏さんを軸として考えたとしても、優秀な音楽家の皆さんがいらっしゃらなくなるという現実があるんですね。
幸宏さんのアルバムを聴いて、どなたなんだろうと思っても、いまみたいにWikipediaのような、いつでも書き換え可能な、一次情報としてはよくわからないけど、ないなりに情報源にはなりえるソースは皆無だったんですよ。00年代でも無理です。
幸宏さんを軸として、水平線を描く日本国内の音楽群を追ったとしても、全て網羅できるのかというと、わたし個人は自信がまったくありません。
幸宏さんを軸にすると実際にはグローバルになっているので、日本国内と絞ったとしても、わたしに追える能力がないんです。
プロの方なら出来ると思うんですよ。

教授のスコラじゃないですけど。
個人的に現在はアメリカ合衆国の音楽を調べていますが、国をアメリカ合衆国とグレートブリテン及び北アイルランド連合王国で、ジャンルは限定していますが、アメリカ合衆国にはグレイトブリテン及び北アイルランド連合王国からの移民も存在するので(そこまで含めると大変になるので、実際は含めていません)、たった二ヶ国間だけでも、相互影響ってあるんですよ。現在の音楽に波及している古い音楽も勿論含んでいます。
日本は戦前と戦後で断絶があるかというと、あるとは思います。文献で読んでますが、戦中は日本はろくでもない偏狭で、暗愚な全体主義国家でしたし。欧州の文化もアメリカ合衆国の文化も排斥してましたしね。
戦前のクラシック音楽の文化が、戦中に断絶をしながら、いろんなひとの教養として残り、戦後の文化の維持や広がりがあったりもするのです。
ポピュラー音楽になると、完全な断絶になるのかどうかまでは、正直判らないことも多いんです。
楽器の専門の雑誌が総力をそれぞれ合わせたら、いろんな音楽家の皆さんに総力取材を敷いたり、いろんな音楽家の知識を借りて、いろんな国から影響を受けている戦後の日本のポピュラー音楽の史観を作ることはできるんじゃないのかな?って思うんですよ。

スコアが読みこなせる音楽家のほうがいいのかもしれませんし。また、スコアを読まない音楽家でも知識がおありの方は多いでしょうし。各楽器の専門の音楽家のそれぞれの皆さんだと知見がおありだと思うんですね。
丹念に追っていくと、各楽器ごとの戦後の日本のポピュラー音楽の受容史というのは構成できると思うんです。その代わり、楽器ごとの知見が必須になります。
アメリカ合衆国からの受容もあれば、欧州からの受容もあると思います。
楽器ごとに海外からの音楽の受容の下支えを文化の拡大に貢献を実際になさった音楽家の皆さんが、だんだんといらっしゃらなくなる現実があるのは事実なんです。
きちんと証言を取っておかないと、日本における海外からのポピュラー音楽の通時的な受容の歴史って認識がむつかしくなる一方なんです。
この歴史観については楽器ごとに抑えていったほうがいいと思いますし。網羅的な知識を持っている音楽家は実際少ないのです。楽器は演奏技術がないと学べないことが少なくないので。知識と技術の両輪で演奏を行うのが実際になります(その点を過小評価なさっておられる各楽器の演奏家のみなさんは少なくありません)。
すべてが取り返しがつかない時代に入るよりか、いろんな音楽家の方のお力添えをいただける環境づくりができるといいのにって思います。
最近は購入は見合わせているんですが。
各楽器の雑誌のみなさん、頑張ることはむつかしいのでしょうか?
よかったら検討してみてください。
プロの音楽家の皆さんのご尽力があれば、楽器の雑誌ごとの受容史を作ることができると思うんです。それぞれの楽器で証言をとって日本のポピュラー音楽の需要史観を作成出来ると情報を横断させるときに(つまり、音楽ジャンルとして受容史観を概観するという意味です)、それが下準備になるので、後が楽になると思います。楽器の知識は必要なんだと思うんですね。わたしは無知なので無理なんです。