テンプレートを利用しながら、睡眠のために切り貼りで音楽を作っていますが。
むつかしいー、です。
ジャンルをいくつか選んで、ジャンルごとに楽器やボーカルが設定されていて、各楽器がそれぞれフレーズのヴァリエーションをもっていて。それを切り貼りしながら、音楽を作るアプリを使っているんですが。

むつかしいんですよ。お手本の使い方で音楽を作ろうとすると余計にむつかしく。
しょうがないのでパンクの概念で、AはA、複雑な進行はなしという感じで作っているつもりなんですが。
複雑にしようにも各楽器の各フレーズの限界があるので。最終的には切り貼りです。
ボーカルを入れて音楽を作りたいんですが。
本当にうまくいかなくって。
一応、2つ作ってみたのを挙げてみます。

ボーカルを楽器のように使って、切り貼りをしました。整合性をつけようとすると長くなってしまいました。このボーカルの各フレーズだと、これ以上の引き出しがない感じなんです。
ほかのボーカルだと、ハードルが高いので。このボーカルを使っているだけなんですが。
作る時間はそこまでかかりません。いくつか練習を含めても一時間ですね。
テンポを上げすぎても、ボーカルがむつかしいので。そこまであげられないんですよ。なので結果として時間がながくなるんです。
要するに、ボーカルのフレーズの組み合わせをいくつか考えて、それをどこかに置くことを考えながら、作ってみたんです。
日本の音楽のアイディアの基準だと、この楽曲は成立しません。構成を考えるのに、ボーカルが歌っているそれぞれのフレーズの組み合わせを考えて、なんてありえないと思います。
わたしだって選んだフレーズのなかで頑張ってますし。アイディアとして援用しているのは、マシュー・バーニーの映像のなかで出てきたフレーズだったりしますしね。思い出して、あ、とか思いながらです。
もう一曲です。

ちょこちょこっと作っていると、使う楽器とフレーズについては、このフレーズは使わないというのが出てきたりして。
生っぽい要素を入れても、なんだか要素で終わる印象です。
だんだんと材料にする楽器とフレーズの組み合わせの幅がある程度固まってくるのかもしれません。なんでこの楽器でこの音なんだろうとかも、正直ありますし。そこはしょうがないですよ。限界はあります。
最終的には好みの問題になります。
夜の入眠をスムーズにするための工夫なんですが。
ひとはいろんなことをやるんだなって思っています。
誰にでも切り貼りできますよ。そういう仕様なんです。