不思議なんですが。人生のどこかでなぜかカニを集中的に食べるという時期があったんです。
集中的に何かを頑張って食べると。
よほどのカニ好きでない限り。
もう頑張ったので、これ以上は無理ですという気持ちになるんですよ。

おいしい食材が、食べるための努力目標に置き換わると。
信じられない過酷さを連れてやってくるんです。
それが人生のある時期に集中して起こったりすると。
もう、勘弁してくださいという気持ちをカニに対してなぜか抱くことになるんです。
もう水族館で出会うくらいで十分ですという気持ちになります。
それくらい疲れ果てたことがあります。