映画好きのみなさんに。

映画館でポップコーンって食べますか?私は実は食べません。一度おいしそうと思い購入して映画観ながら食べていたら、他の観客のみなさんに静かにしなさいっという姿勢を取られて以来、食べないことにしています。

カサ、カサ、ポリ、ポリって音がするので。

残念ながら諦めました。

さて、映画好きの皆さんのために映画を選んでみようと思います。私は欧州の1930年代の映画の知識まではないので、シネフィルではないのですが。それなりに頑張ってみますっ。

1本目です。昔の映画です。

かなり昔の映画になります。西部劇で有名なジョン・フォード監督は英国のウェールズの炭鉱を舞台に映画を撮っています。『わが谷は緑なりき』です。

随分昔のウェールズが舞台です。じっくり観るのをおすすめします。昔の映画だからといって古さはあまり感じません。家族の物語が丁寧に描かれています。1941年の作品になります。日本が太平洋戦争で自滅の道を歩んでいるときに、アメリカ合衆国はウェールズを舞台に感動的な映画を作っていたのです。

大事なものはなんだろうって考えるときに観るといいですよ。人を探す声がこだまになって反響していく場面があるんですが。素晴らしいんですよ。本当に。

ジョン・フォード作品でどれが一番優れた作品かと問われれば、この作品に行きつくはずです。西部劇群だとどこかヴァリエーションになっている箇所もあるのですが、この作品にはそれがありません。Amazonのprimeで観ることができますよ。

2本目です。

『ぼくの伯父さん』です。ソフトが出たときに速攻で購入しました。

Amazonのprimeで観ることができます。おすすめですよ。ジャック・タチ作品なら何でも好きというわけではなく、あくまで『ぼくの伯父さんの休暇』と『ぼくの伯父さん』の2作品が好きなんです。その理由なんですが。チャップリン作品のように伏線もふくめて感動しろよと迫ってくる感じもないですし、ここが笑う場面なんだから笑いなさいよという切迫感もなく、すごく自然に笑顔になれるんですよ。

なので、おすすめです。ちなみにソフトは再販の見込みもなく高騰しています。そうなるんだろうなぁーと思って、速攻で購入しておいてよかったなぁーと思います。

3本目です。

『マルメロの陽光』です。寡作で有名なヴィクトル・エリセ監督が撮ったドキュメンタリーです。

ドキュメンタリーとしても質が高く、映画としても質が高いんです。英語版はもっているんですが。日本でDVDなどの再販の見込みは立っていないみたいですね。

時代性というものをきちんと切り取っていますが。題材が画家と対象になるマルメロになるので、背景としてしか触れられず、背景としてしか触れられていないので、逆にそれらが前景化されるというドキュメンタリーのお手本のような作品になっています。淡々とした映画なのですが。ものすごく丁寧に撮られた作品です。

すいません。観ることができる作品は『わが谷は緑なりき』と『ぼくの伯父さん』だけというご紹介になってしまいました。

それだけ、過去の優れた映像作品は日本で観ることができないという状態になっているんだと思うのです。

最近、新しい映画を観るかと問われると、やはり観なくなっています。

良質の作品をある程度の量を観ていると、最近のどんな映画を観たいですかと問われたときに結構困るのです。Amazon Primeがどの方向性で頑張ろうとしているのかよくわからないのですが、タルコフスキーの『ノスタルジア』なども観ることができます。どうしたんでしょうね?よくわかりません。質のいい映像作品は観る機会がある間に観ておいた方がいいですよ。そこまで言及できるのは経験値です。この映画を観なさい、あの映画を観なさいと指導され、観る機会をどうやって得ることができるんだろうという過酷な状況で映画を観てきたからです。質のいい映画をある程度の量観ておくと、新作で観たい映画ってかなり絞られてくるので、時間の無駄はなくなります。

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