変異株が猛威をふるって、欧州のロックダウンには相当しない、蔓延防止等重点処置が適用される地域が日本でも拡大しています。
欧州のロックダウンにも相当しない緊急事態宣言と何が違うのでしょうか?NHKの首都圏ニュースがわかりやすく説明をしています。
目的は医療のひっ迫を防ぐ目的になります。緊急事態宣言になると国の判断になりますが、蔓延防止等重点措置の場合は、各都道府県の知事の手腕で裁量が決まります。期間は、2022年1月27日~2月20日までです。
お住いの自治体によって、罹患者への支援制度は異なるようです。
居住区によっては、自治体のHPの情報が1年ぐらい更新されていないという状況もよくあることだと思います。
大体どこの自治体でも6月にCovid 19のための補正予算は組んであるのですが、行政自体に反映されるのがいつになるのかは自治体によって差が出ます。
イギリスが国民に広く配布しているようなCovid 19の簡易キットは日本の政府は全く配布しないので、感染者数を厳密に同定することは不可能です。
例)小中学校でクラスターが起こった場合、通常ならばクラスの全員が濃厚接触者になるので基本的には簡易検査を受けるべきなのですが、国際的に流通しているはずの簡易キットを厚生労働省が国民に対して供給しないので、医療のひっ迫を避けるために濃厚接触者の生徒はPCR検査を受けられない自治体が実際に発生しています。生徒本人とご家族の負担が増えるだけです。
日本は先進国並みの公衆衛生を保つことができません。
すべては自助努力です。ただ、罹患した場合、自治体に報告義務はありますから、その際にきちんとパルスオキシメーターは借りましょう。

感染力は高い変異株になります。罹患すると結局39度以上の熱が出るケースはよくあるそうです。
事前の準備は、非常時の準備としてしておくべきなのかもしれません。
ご自分が、いま39度の熱がある状態で出来ることを想像して、準備をするといいのかもしれません。
端的に言うと、10日分の食料になります。お水やスポーツ飲料、ゼリーなどの買い置き、カップ麺(胃に重くないようなものあります)、インスタントのスープなど。お米の備蓄などもチェックしておきましょう。お湯を入れたらすぐお味噌汁という商品もあります。こればかりは、みなさんの体と要相談です。熱が引いた後に食べるインスタントも必要です。
それから、日用品の買い置きも必要になります。洗剤やごみ袋は欠かせません。除菌シートやトイレットペーパーやキッチンペーパーなども必要になります。
10日分と思って準備をしておくと、いざという時に食料に関しては何とかなると思います。
暇な時間が増えると思いますが、体調の変化に注意をしましょう。リンクは貼っていませんが、自宅療養のための厚生労働省の添付資料からです。

原則1日2回は鏡をみて自分の表情を確認しましょう。熱が高くっても、頑張りましょう。
自分だけなのかなぁーと寂しい思いをするかたは、参加する必要はないと思いますが、Twitterで「自宅療養」などをキーワードに探すと、辛いのは自分だけじゃないって思えますよ。ただ、たまに変な情報もあるので、そういうのはスルーしましょう。また、いろんな人のいろんな意見があるので、辛いときには読む必要は全くありません。
基本的に入院できるのは呼吸ができなくなった場合になります。血中濃度も大事ですが、突然、息苦しくなりゼーゼーという呼吸が1時間半も続いた場合には、救急車を呼ぶ勇気をもちましょう。重症化については完全に個体差になります。
いろんな情報を調べましたが、ゴミの処理が大変なのだそうです。あと洗濯と除菌です。罹患しないように、お互いに手洗い、うがい、マスク着用、3密は避けられないときもありますが、頑張りましょうね。罹患しない努力は必要だと思います。罹患してしまった人には優しい気持ちを持つようにすることも大事になります。
