こればかりは、ひとによるのかもしれません。
個人的にはいまのところ影響はないのですが。DAZNが値上げに踏み切るそうです。

元々、どんな価格帯で日本で展開しようとしているのか、よくわからないですが。赤字続きで、しょうがないのだそうです。
どんな国で配信提供をしているかというと、オーストリア、ドイツ、スイス、イタリヤ、スペイン、日本、カナダ、U.S.、ブラジルだそうです。出典はWikipediaです。ただし、イングランドでもやってるはずです。そして、この値上げ自体は世界中で同じなんだそうです。ドイツでは現在月額で1,400円なんだそうですが。やはり値上げだそうです。約3,200円になるそうなんですよ。
英語の記事を読んでいると、どこの国のDAZNで契約するといいの?という状況になっているみたいです。
日本のDAZNの皆さんの感覚ではお分かりにならないところかもしれませんが。
サッカーフリークからすると、安全な配信で英語で配信されていればいいのですよ。要は。スペインの方だと地元の言葉が大事と英語を介さない方が少なくないのかもしれませんが。
欧州でもドイツくらいになると英語話せる方多いんですよ。

実はどこが大元の配信先かでも話は変わるんですが。複数のスポーツの配信元であるDAZNが配信しているすべてのスポーツの放映権をもっているわけではないのです。
イングランドのプレミアリーグではデジタルコンテンツ配信などの情報に詳しいので(日本のDAZNの本社はたしかイングランドにあったはずです)、世界に複数存在する配信会社に放映権をさらに売りに出しているそうです。アメリカやカナダだとFuboTVという配信会社がアプリサービスをはじめているそうです。プレミアリーグ単体だとこちらがお買い得ですよ。月15カナダドルですよとなっているらしいです。実は、イタリヤリーグとフランスリーグもここで配信をするらしいのです。
日本国内からの視野だと何にもわかりませんが。
DAZNはそういった新しい会社との差別化も含めての値上げなのかもしれません。
日本だと有料配信コンテンツの場合、新規の会社というのは法律の整備上、なかなか成立しないのが常なのです。

いまから予想できるのは、毎月3,000円と大学生の関係性がカギになります。それやったら、もういいわぁーとフットワーク軽く解約する層と、これからフットボールフリークとして生きるんだと決めて頑張る層が、ここで分かれます。
すると、現地サポーターの数が年単位で減っていく現実が未来に横たわることになるのです。
日本管轄のマネージメントの人も大変なんだと思いますよ。どのスポーツが日本人に受けるのか放映権と配信料を天秤にかけないといけないからです。
そして、マネージメントを見誤ってしまい、人気のリーグのコンテンツ配信を見送ってしまうと、サッカーフリークはどこが一番種類が豊富に観ることができるんだろうと、更に線引きをはじめるので、広い層の囲い込みに失敗することになるんです。
だって、すでにCLとELとドイツリーグはDAZNで観ることは出来ませんからね。日本人選手が多くいるからという理由だけで、その国のリーグを日本のサッカー好きが観るかというと、実はそれは別次元の話になります。
Jリーグだけ放映権持っておけば、サッカーフリークは離れないかと問われると、簡単に離れていきます。

今年、さようならを言ってしまうJリーグのファンがどれだけになるのか、正直見当もつきません。
私は鹿島サポーターなので、契約している携帯会社の契約のおかげで、ここまで辛い思いはしません。ドコモユーザーの長期契約者がその恩恵を受けるのは史上はじめてになるかもしれませんよ。長期契約者の役割って、乗り換えのみなさんの金額のしりぬぐいだけですから。もしかすると5Gのインフラとの兼ね合いもあるのかもしれませんし、放映権はサッカーだけではありませんからね。野球が観たいって契約しているひとはアメリカのDAZNでは多いらしく、アメリカンフットボールとかアメリカで軒並み人気のスポーツがアメリカのDAZNと契約しているそうです。アメリカって複数のスポーツを年間通して楽しむ文化がありますし。日本の場合は、どうなんでしょうね。私は野球のルールすらわからないので、正直、わかりません。ごめんなさい。DAZNの本社は実はアメリカで、その本体は電通グループだそうです。
 
																								 
																								