随分以前、NHKはクラシック音楽を大事にしていて、日本で行われる室内楽をフューチャーした音楽番組を作っていたんです。
現状のNHKだと、そういう教養がなさそうなので、むつかしいのだと思います。
実は、毎日あって、毎日録画をして楽しんでいたほどです。
謎の楽器があったんですね。 ”viola da gamba” という楽器です。
人の声でも、基本的にソプラノからバスまでありますよね。
実は、16世紀から18世紀まで、バイオリンで、それに相当する楽器が作られていたそうなんです。
バッハは、”Sonata in G major for Viola da Gamba”という曲を作曲しています。
これです。
チェロで代用されています。楽器自体が廃れてしまったからです。
一度、”viola da gamba”の演奏をNHKの室内楽の番組で聴いたことがあります。
古楽器専門の方で、”viola da gamba”を一から作り上げてしまったそうです。見た目はこのようなヴァイオリンの亜型のような楽器なんですが。
もう少し小型で、ギターのようにストラップを着けて、ギターのように前身におろして、弦で演奏をなさっていました。
斬新だなぁーって思いながら、聴いていました。
実は、”viola da gamba”自体は現存していて、日本には演奏家がいらっしゃいます。
東京芸大が作成しているサイトからです。

〜ヴィオラ・ダ・ガンバ〜 眠っていた古楽器が教えてくれたこと | TOKYO GEIDAI DIGITAL TWIN
2回のレクチャーになっていますが、興味のある方はぜひ。
素晴らしい演奏になっています。もっと知られていいと思っています。
教授のラジオをYouTubeで聴いたときに、私がNHKの室内楽で聴いた音楽家と、おそらく同じ演奏家のひとなんだろうなという教授のコメントが出てきます。古楽器ってみなおされるまでに時間がかかるんですね。