音楽を学ぶときは。

音楽家に学ぶときは、基本的には、音楽家に学んでいます。

わたしには幸宏さんがいたんですよ。幸宏さんのファンの皆さんには幸宏さんがいてくださったんですよ。

わたしの音楽の趣向というのは基本的に幸宏さんで成立をしています。

幸宏さんがいらっしゃって、幼少期に選んだ音楽家が幸宏さんというのがすべてを決めたといっても過言ではないですね。

すべてですね。

幸宏さんの音楽の射程というのは、ものすごく広いんです。しかも、日本のポピュラー音楽の歴史の中に位置づけがなされる音楽家でもおありなので。幸宏さんが志向する音楽の射程は本当に広大なんです。

そこは幸運としかいいようがないですね。

その代わり、厳しいんですよ。ファンに対しては。

幸宏さんのような方に学ぶというのは、実際にむつかしいと思いますが。しかも、生涯にわたって音楽の素養や教養の部分で多大なる影響を受けているので。そんな音楽好きは少なくないということです。

これから音楽を聴いていきたいというみなさんも、好きな音楽家に音楽を学ぶといいですよ。

音楽家は音楽に詳しいからです、実際に。

音楽家のみなさんはいろんな形をとって、おすすめの音楽を教えて下さっていたりするでしょ?

プレイリストだったり、social mediaでたまにチェックしていますというひとであれば、添付されている音楽だったり。海外の音楽家でもrecommendがあるケースもあると思います。

そういうのを探して、聴いてみるといいんですよ。好きな音楽家がラジオでプレイリストを用意して音楽をかけているというケースもあるのではないでしょうか?

そういうのを探して、聴いていくという手もありますよ。

どんな音楽ジャンルでもいいので、好きな音楽家がどんな音楽を聴いているのか調べるといいんです。

知識って必要なんですよ。楽器を演奏するんですから。

好きな音楽家に音楽を教えてもらうで正しいと思います。

専門家に学んだほうがはやいんですよ。

わたしのように、ロカビリーってそもそも?って考えだして、R&Bの成立以前まで遡る必要性はないんです。個人的な趣味なんです。アメリカ合衆国の音楽を学ぶのは。元々、学究で丁稚奉公が長かったので、勉強の方法論ぐらい自力で探せますしね。もう、ストリーミングに関してはお世話になりっぱなしですよ。無限に音源があります。

掲載はしなかったんですが。ソウルの歌唱法って30年代や40年代には、アフリカ大陸にルーツを持つアメリカ人の当時の皆さんのなかでも、成熟されてなかったりもするんだということが実際に調べると判るんですよ。ソウルフルな歌唱法って、最初は、え?という稚拙さが伴っていたりします。音源は嘘はつきませんからね。

労働歌、つまり、bluesは結構ナイーヴな側面があるのかもしれないという部分に気づけたりもします。

Bluesを徹底的に調べることができるのかというと、そこはstreamingでも限界はあります。音源化されていない労働歌は辿りようがないですしね。気が向いたら、他の側面から探してみようとは思っていますが。気が向いたらですよ。

いまの目的は、まずロカビリーにたどり着くというところなので。

いろんな音楽を実際に聴くことになりますし、勉強にはなるんです。

勉強した、しかも徹底的に勉強をした時間が長かったので、勉強は苦にはなりませんし。

以前に、アメリカの現代に通じるポピュラー音楽は、ボブ・マーリィーさんに勝てないって言明したことがありますが。

YouTube.comには、The Waileresの時のベスト盤とかもありますが、凄いレベルで音楽をつくってしまうんですよ。

ボブ・マーリィーさんって、ジャマイカの英雄ですし。音楽のジャンルとしてもある程度の幅に収めて、そこを念頭に考えがちなんですが。初期の音楽から聴いていくと、とんでもなく振り幅がひろい音楽家になるんですよ。

もちろん、ジャマイカの音楽の在り方というのを上手く融合させている曲もあります。もちろん、当時のプロデュースに関わった方の腕もよかったんだと思います。不勉強で申し訳ありません。

ちゃんと当時の商業音楽で足腰を鍛えたうえで、ジャマイカの音楽に行くというのが、ボブ・マーリィーさんの凄さなんだろうなって思うんです。

音楽家個人って考えると、ボブ・マーリィーに勝てるアメリカ人の音楽家ってむつかしいよなって思います。

Studio Oneというジャマイカのレーベルから出ているんですが。ここのレーベルも凄いなって思いますよ。本当にいろんな音楽家がアルバムを出していますが。クオリティが凄いんですよ。

楽曲を聴いていると、単なる国内向けとはいえない側面があって。アメリカ合衆国の音楽の影響はもろに受けていますし。地政学的にしょうがないんですけどね。

わたしは文献で読んでますが、例えば、キューバは共産圏になりかけるときのインパクトがあるんですが。その手前は、アメリカ合衆国の保養地扱いですからね。カジノがあって。

地政学的な優位性はもちろんアメリカ合衆国にあります。市場はアメリカ合衆国になるので。

つまり、アメリカ合衆国の市場をターゲットに収めようという野心があるんですよね。周辺地域の国によっては。キューバの音楽は、キューバの土地の音楽の側面のほうが強いです。言語の違いですよね。

ジャマイカは英語圏になりますが、キューバは異なりますから。

歴史の積み重なりの裏づけを短絡的に落として、このようなお互いの音楽の影響がありますというのでは、事実から乖離すると思います。

力関係が異なりますから。

現在のアメリカ合衆国のポピュラー音楽の史観があるのだとしたら、きちんと検証をし直して再定義しないと、きちんとした音楽史としては片手落ちになる可能性があるような気がします。

ポピュラー音楽の学術形成というのは、ポピュラー音楽の歴史が浅い分だけ、堅固ではないということです。

英文学だってオックスブリッジで、詩学だけでは大学を開くことはできない、文学を教養にして、大学を開く契機にしようとしたわけですし。そこで大文字の文学は形成をされていくんです。詩学は大学人のものですから。文学は大学を開くときに入ってくる学の無い層向けというわけですよ。

そういう歴史が実際にあったんです。

ポピュラー音楽の歴史も同様の側面がある可能性はあるでしょ?クラシック音楽ではないので。

だとすると、学術として成立させるのであれば、鍛えないといけないわけです。

アメリカ合衆国の研究者のみなさんがどのような姿勢をもっているのかは皆目見当がつきませんが。

大学で強かに教育を受けていて、音楽に関しては幸宏さんが私の素養の全てなので。もうしょうがないんですよ、しょうがありません。幸宏さんのファンということは、幸宏さんに教育を受けるということになるんです。わたしはどうしてこう無作為に教育熱心なひとを選んでしまい、いろんなこと学んできているんだろうって思いますよ。ちいさな子供だった自分になんで?って純粋に質問したいくらいですよ。大学なんて最たるものですよ。わたしがいたときには教育熱心な先生しかいませんでしたからね。しかも、質に関してはどうしてあんなに優れた先生方が集結していたんだろうという基準の高さがありました。どの先生についたとしても基準が高いという。育ち方は自分で選べないはずなんですが。なんなんでしょうね。いいんですよ、勉強は苦ではないので。

error: Content is protected !!