絵画をみるときは。

本物を見た方がいいと思っています。

地元は、絵画を見るには恵まれた地域性だったので。いろんな絵画を見てきました。

知性も教養もない田舎(日本にそういう場所は少なくないですよね、本当に)に転地をすると、地政上、土地の知性や教養に格差って生まれるんだという現実は知見として、得ることができます。

都市が提供できる美術のレベルって、案外侮れないんだなって。

絵画を見る機会が豊富にあって、恵まれていたなって思います。

絵画を当たり前に享受できる文化圏とそうでない文化圏で、地の教養といったものに格差が出るんですよ。

例えば、日本の首都である東京都だって美術館は沢山あって、知性と教養を鍛えようと頑張ることは出来ると思います。ただ、興味があるかどうかの差なんです。

つまらない美術を、これが美術なんですとアピールされたところでお里がしれるという内容だと、こころには響きません。

17世紀を中心とするオランダの緻密な静物画も見ましたし。

本物の絵画を見るという経験は大切なことなんだって思っています。

いろんな絵画を見た中で、不思議だなって思ったのは、ベルギーの象徴派の画家であるクノップフです。

妹さんをモデルに延々と絵画を描いていますが。

淡々としていて、却って不可思議という絵画を描いています。

イングランドだと、ラファエル前派と交流があったりして。それが、絵画に反映もされています。

地方都市で、絵画展を見ていたんです。

クノップフの絵画に『赤いくちびる』と訳される絵画があるんですけど、思った以上にコンパクトな作品で驚いたことがありました。

画材が鉛筆と表記があって。

パステルじゃなくって?って思ったこともありましたよ。

本物の絵画を見ておくと、こころのためにはなります。

まぁ、受け止め方次第もありますけどね。

美術や芸術や音楽というものに触れることができなくなって時間が経ちますが、沢山見ておいてよかったなって思います。教養を共有するという行為はとっくのとうに諦めているので、さほど困りません。

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