大切にしているアルバム。

The Poguesのアルバムです。CDで購入しましたが、とてもとても大切にしています。

日本版です。

If I Should Fall From Grace With Godです。

日本語のタイトルがついているんですよ。

『堕ちた天使』です。

むつかしいなって思いますね。日本語のタイトルは何故つけられたのだろう?と考えるんですが、”fall from grace”は神の恩寵を失うという意味で、キリスト教の神学上の神様と天使の関係性って簡単ではないのですよ。

宗教上の罪を犯すことを意味するんですが、”with God”なんです。

しかも、if節の帰結節だけなんです。言及したいことの半分が省略されているはずです。

辞書の例文をそのまま掲載しますが。

If you were to quarrel with him, I should feel very sorry.

上記のように使われます。「もしきみが彼と喧嘩するようなことがあれば、僕はとても残念に思うだろう」という訳文が添えられています。

語義通りだと、神さまと一緒に元の悪癖を起こすような状態にもどったら、堕落してしまったら、です。

その状態を「落ちた天使」とするには、神学上の天使と神さまの関係性のむつかしさもあるので、日本語のタイトルってむつかしいなって思います。

イングランドでリリースになってから、日本でCDが再版されるまで時間がかかってるんです。

わたしが所有しているのは再版のCDです。

初版は1988年にリリースされていたようで。

フジロックに2005年に来日になさるということで、それがきっかけで再版だったのかな?って思っていますが。再版なので価格が低く抑えられていて、当時の税込みで1,850円なんです。

バラカンさんがライナーノーツを1988年にお書きになったものが、<この原稿は88年1月に書かれたものです。>、<オリジナルCD発売当時の解説を転載・流用しております。>という断り書きと共にリーフレットに載っています。なんだか、堂々としていますよね。

とても力が入ったCDなんですよ。

イングランド盤のパンフレットの詳細な翻訳もついていますし、日本盤ではボーナストラックが6曲入っているんですが、レコード会社のひとのコメントの掲載もあります。通常だと翻訳の掲載すら無いケースがあるボーナストラックの6曲の翻訳も掲載されています。註もついてます。

これが日本語のリーフフレットになっています。

当時、やっと買ったもんねー、やっと買ったもんねーと、ご満悦だった自分の気持ちも思い出せますよ。

CDのステッカーの裏面には、The Pogues Tシャツとギネス・ビールお試しセットのプレゼント企画があります。

送ってないので、大事にとってあります。何の記念になるのかわかりませんが。

2000年代、頑張るときにはワーナーミュージックの日本支社は頑張っていたんだなって思います。

購入するときのワクワク感は本当に覚えているアルバムですよ。英語って各国で修辞のレベルは微妙にことなります。修辞としては、本当に、グレートブリテン及び北アイルランド連合王国でもそれぞれですよ。UKの場合は地域によって言語が異なったりもしますしね。英語と一言でまとめられない複雑さがありますし、統語論としてもむつかしいことがあるのは、実は専門書で読んだこともあります。学生のときに講義の参考文献にあげられていたのを、たまたま、出かけた先の図書館でみつけて読んだことがあります。統語論ってこんなにむつかしいんだって思いました。単純に英語と日本語を比較するなんて視点は、雑な視点でしかないのが、よく理解できます。ここに形態論が入った場合には地獄でしかないんだろうなって思いました。

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