地球ってむつかしいですね。

地球の表面は硬いんですよ。地殻という層に覆われています。その下がマントルという層になります。 

地球の中心部は硬い金属の核になっているそうで、その外側を液体金属が包んでいるそうです。

東京科学大学(旧東工大です、新しい大学名はどうにかできなかったんでしょうか?)からです。

地球科学という分野があって、一生懸命研究を重ねてらっしゃるそうです。

実験を重ねて検証を試みるのだそうです。

日本に実験施設があるんですよ。

SPring-8という施設です。施設紹介を少し引用します。

兵庫県の播磨科学公園都市にある世界最高性能の放射光を生み出すことができる大型放射光施設です。SPring-8では放射光を用いてナノテクノロジーやバイオテクノロジー、産業利用まで幅広い研究を行っており、その名前はSuper Photon SPring-8 GeV(80億電子ボルト)に由来しています。SPring-8は国内外の産学官の研究者等に開かれた共同利用施設であり、1997年より放射光を大学や公的研究機関や企業等のユーザーに提供しています。課題申請などの手続きを行い、採択されれば、誰でも利用することができます。SPring-8の運営は施設者である 国立研究開発法人理化学研究所が行い、SPring-8の利用者選定業務及び利用者支援業務(利用促進業務)を 公益財団法人高輝度光科学研究センターが行っています。

20年間で延べ20万人が利用した実験施設だそうです。

日本も頑張っているそうです。

地球の中心は高圧高温なんだそうです。想像もできませんが。高瀬先生という先生が、地球科学史における30年ぶりの大発見をなさったそうです。

マントルの底はどんな物質で占められているのだろう?というのを突き止めたそうなんです。

日々の生活で、マントルの底はどんな物質で占められているのか?という発想がそもそもないので。ただただ、唖然とするしかありません。地球の中心部のその外側がマントル層になるんですが。マントル層の基底部は、地球の中心部のすぐ外はどんな物質で占められているんだろうというのを実験を重ねて、高瀬先生は、突き止めたのだそうです。

わたし個人の貧困な発想力では全く追いつけません。生活の中で、地球のマントル層について考えることがないからです。

地殻で起こる災害についてはまだ考えたりしますが、その下のマントル層については思いを馳せる日常が無いからです。

サイトから引用しますね。

では、どうやって、深さ2,600 kmを目指すのか。誰もが真っ先に思いつくのが掘削だ。しかしながら、世界最高レベルの掘削能力を誇る深海掘削船「ちきゅう」でさえも、海底下の厚み約7 kmの地殻を掘り抜くのが大目標というのが現実だ。

ダイヤモンドアンビルセル
ダイヤモンドアンビルセル」は正16角錐にカットした2個のダイヤモンドの先端を少し削って平らにし、その上に試料を乗せ、上下から挟みこむ形で試料に圧力をかけるというしくみ

具体的には、「ダイヤモンドアンビルセル」と呼ばれる装置を用いる。試料を2個のダイヤモンドの間に挟みこんで圧力をかけ、そこにレーザーを当てて試料を加熱していく。その結果、試料がどのような結晶構造に変化したかを放射光施設SPring-8の高輝度X線で解析するのである。

ちきゅうの深海調査くらいのレベルで驚いてもらっては困るんですよ。こちらは高圧高温の施設を使って、ダイヤモンドまで仕様を作ってわざわざ削って、試料を乗せて、さらに圧力欠けるんですよ。熱だってかけますよ。さて、試料はどのような変化を見せるんでしょうか?それはSPring-8の実験施設でしか得られない変化なんですよっ。

ダイヤモンドの加工には町工場の努力が反映されていて、実験の手腕には高瀬先生のダイヤモンドアンビルセル実験手法を学ぶべく、米国のカーネギー地球物理学研究所での実験技術習得の努力が反映されていて、実は世界に自慢できる施設である世界最高性能の放射光施設であるSPring-8の存在と、いろんな失敗にへこたれることなく黙々と実験をつづけた学生の皆さんの努力があるんですよ。

お分かりですか?って書いてあるんですが。

わかりませんとしかお応えができません。

わたしの基礎知識の不足がそういう応答をさせるのですが。

ポストペロフスカイトという物質になるそうです。雲母に構造が似ていて、電気や熱をよく通すそうなんです。

雲母って絶縁体に使われるという知識しかない貧困な知性のわたしからすると、もうお手上げなんですよ。

地球の中心部に一番近いマントル層は、雲母に似た物質で占められていて、雲母に構造は似ているけれど、雲母と違って熱もよく通せば、電気もよく通す物質で占められているペラペラの雲母で出来ていると知らされてどうすればいいんだろうって思うんです。

雲母で一番ありふれているものはマグマが冷えて固まった火成岩ですし。

ただ単に謎が謎を呼ぶという状況です。

確かにカンブリア紀に生物が複雑化していったのは事実なんでしょうが。それと、マントル層の基底部の物質と直接的になんの関係があるんでしょうか?

地球ってむつかしいですよね。

住んでるんですけど、地球に対しては案外無知なんです。ごめんなさい。

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