まだ購入していませんが。

岩波文庫のイギリス名詩選が新しくなったんですよね。

それにしても文庫の高騰ってすごいなって思います。以前の版である平井正穂先生が編纂なさったイギリス名詩選をもっていますが。660円+税ですよ。

本って誰のためにあるんだろう?って思いますよね。

需要が無いから高くなるというのは市場の判断なのかもしれませんが。子供たちがちょっと背伸びをする余地を全面的に奪う前に、政府が政策として何か打ち出せないというところに、日本の退嬰化をみるような気持ちになります。

大学教育の劣化もあって負の相乗効果なんでしょうけど。

ペンギンでペーパーバックとか買うので、ちょっとなーって思いますね。

原書だと1,000円しないのに、翻訳だと上下巻になっていて、2,000円以上という日本の出版事情の貧困さですから。英語読めたら原書買いますよね。

翻訳ないと読みこなせない場合は、翻訳を頼りますが。

これは読めるという作品に関しては、翻訳書は買わないですね。翻訳ってむつかしいんですよ。原文が読みこなせる場合は。

日本語で考えてもらえるといいんですが。日本語の小説を読むとするじゃないですか。読みこなせますよね、日本人ですし。そして、英語が出来た場合、その日本語の小説が英語に翻訳されたテクストとか読むと頭を抱える時はあるんです(実際に経験があります)。

例を挙げるわけにはいかないので、挙げませんが。え?という英語に置き換えられていたりします。翻訳者のミスなんだと思いますし、編集者も気づけなかったんだろうなって思います。日本語自体がマイナー言語ですしね。世界的にみてもマイナー言語です。

翻訳者って基本的にはどの国でも黒子の仕事になるんです。

岩波文庫の場合は、基本的にイギリス文学の翻訳については研究者に翻訳を託すんです。

先生に(複数形です)あんな翻訳でいいの?あれでいいの?って言われたこともありますよ。そうですね、翻訳を担当された先生はもともとはアメリカ文学研究者ですしね。翻訳を読んだ後に、あー、嫌々、翻訳を担当なさったんだろうなっていうのは伝わりました。遠回しに興味が無いんだっていうお気持ちは伝わってきますしね。もしかすると、翻訳の文体を考えたときに、相応しい先生が他に見つからなかったのかもしれませんねと、誤魔化したこともあります。

きっといろんな事情が岩波文庫にもあるんだろうなって思っています。

そこまでわかりませんよ。

それでも、詩の選集ぐらいは1,000円切る価格帯で設定できなかったんだろうかと思います。

じゃあ、イギリス文学の詩が簡単なのかというと全く話は別です。

むつかしいですよ。

それでも見開きで英語の詩と日本語訳の詩を対で読むことができるのが岩波文庫の良さなので。

どうにかならなかったのかな?って思います。

以前の版については、わたしは主に受験勉強で使っていました。2冊ありますし、書き込みとマーカーで印をつけられていたり、勉強をしましたという文庫になっています。

理由はわからないんですが。なぜか英詩も米詩も独力で勉強をしたんですよ。なぜか英詩の読み方みたいな解説書を何冊も持っています。自力で勉強をしたからです。もちろん、先生に質問をしに行ったりもしてましたが。

Thomas Hardyの詩とかかなり読みこんだらしく、書き込みがたくさんあったりします。

当時、わからないなりに、頑張ってたんだなーって思います。

詩は真面目に勉強すると過酷なんだろうなって思っています。タフじゃないとやってられないんじゃないのかなって。

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