絵本です。
子供のころに、ご両親が枕元で読んでくれていたというご家庭もあると思うんですが。
そんなことも特になく。
もしかすると、そこまで絵本に興味を抱かなかったのかもしれません。
わたしが。

絵本というジャンルについてですが。
どれくらい理解できていないかというと、『ぐりとぐら』と『ピーナッツ』が同次元にあるんだと勘違いするくらいのレベルです。
こういう絵本があったよね?って聞かれてもよくわからず。
好きな絵本は?と聞かれたときに『ぐりとぐら』と『ピーナッツ』と応えていたんですよ。
『ぐりとぐら』とスヌーピーではなく、『ぐりとぐら』とアメリカの漫画の『ピーナッツ』です。
子供のころに図書館に通い詰めて借りていたのが『ピーナッツ』で、クラスにおいてあったのが『ぐりとぐら』で。
絵本というジャンルごと何も通過していないんです。
訊かれると、なにか答えなければと思って並べて、よく変な顔をされていました。
実は、明確な理由があって。

猫で忙しかったんです。子供のころのわたしは。
わたしは覚えていないんですが。家族の言葉を借りると、バケツに猫を入れて玄関の外に立っていたそうです。
ギャン泣きしながら、バケツのなかの猫を家族に見せて飼ってほしいと訴えたそうです。
許可をもらった割には、猫に触れるようになるまで時間がかなりかかったそうで。
部屋を猫が歩いていると、椅子の上に避難をしていたそうです。
記憶があやふやなので。当時のわたしが何を目的としていたかなんてわからないんですよ。
動物なんて飼ったことがないにもかかわらず、猫をバケツにいれてまで猫を飼いたいと訴えて、家で飼われるようになった猫に近づかれるのが怖くて、椅子の上に避難をしていたそうです。
数年たつと腕に生傷が絶えなくなるわけですから。
絵本に夢中になるような年月については、きっとね、猫と格闘していたんだと思います。
猫に触れもしないのに、どうやってバケツのなかに猫を入れることができたんでしょうね?猫に頼み込んだんでしょうか?覚えていません。猫が根負けでもしたんでしょうか。どうなんでしょうね。