本とか、大事にしますよ。せっかく読んだ本ですし。もう、つまらない本とか読みませんし。
ベーシックの基準は高いんです。
欲しい本が年単位で減っていくんですよ。これ欲しいんだけどなぁーっていう本は基本的には高いんです。学術書になるので。

それでも所有している本も、3分の2くらいは学術書なんです。
しょうがありません。
文庫とかになると自由度は上がるんですが。
あがるんですが。重版してない本が実に多くなり。
本屋さんに行って注文してもない本が増えています。
本屋さんに通う習慣が途切れてなくなるなんて、思ってもみませんでしたが。
ほしい本がないといかなくなるものなんですよ。

日本の出版社がものすごく残念な方向転換をしたんです。
批評から修辞を根こそぎにしたんです。日本の批評の文体から。
修辞というのは、文体のことで。複雑な文体って以前はたくさんあって。読み応えがあったり、読解の余地がふんだんにあったり。
そういう風土が根こそぎなので。
もうむつかしいんですよ。
英語の文献でも修辞が減ってきている現実はあります。
もうむつかしいんですよ。
欲しい本しか欲しくないので。しょうがないんです。