日本の現代小説というのは、もう読まなくなって長いんですが。
英語圏の現代小説はたまに読んだりしていたんです。案外、イシグロさんとかスルーをしていて。別に読んだっていいんですけれど。質が高いのは確かにそうなので。英語圏の現代小説については、ちょっと時間差を設けて読んだりもするんです。新刊が出て評判になって5年くらい経過して、それでもまだ評価が高いという小説を以前は読んでいました。
いまは気力がないので、やっていませんが。
みなさんにわかりやすいところでいうと。
例えば、2011年に翻訳が出たんですが。翻訳を読んでうん?と考え込み。
それでも作品の評判は知っていたので。
もう原書で読んだほうが早いんだと思って。読んだりしました。
邦題が『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』という作品で。映画にもなりましたよね。
映画も酷かったんですよ。原作をどう読み込んだら、あんなひどい映画になるんだっていう出来でした。
ただ、原作はとても質が高いです。

時間軸が入れ子になっていて。登場人物も風景も変わります。
英語の質が、扱う時間軸によっても、変化していくんですね。とても繊細で。
わたしはアメリカ合衆国の英語には疎いので。
わからなくなるときもあるんです。コンピュータにわからない英語を入れて、運用例を見るようにしています。運用例といっても、英単語ひとつでも意味は多層化する時があるので。
これくらいの意味内容なんだろうか?とある程度目途をつけて、検索して、絞り込んで。
生成A.I.とかは興味がないのです。たまに遊び方を探しても、むつかしいですし。
結局、無視しています。

もちろん、辞書はもってますよ。
それでも、こんな英語はイングランドにはないというときもあるんです。
むろん、イングランドの現代小説で俗語だらけだと、えーっと何がいいたいのかさっぱりわからない、どうせ私が基本的に理解するのは”posh”な英語だもんねーって、思いながら読むこともありました。イングランドって、地域地域の固有のって言いすぎるのはよくないんですが、特有の言葉ってあるんです。言い回しというか。イングランドだけではなくって。要するにグレートブリテン及び北アイルランド連合王国って、そういう場所のよせ集まりの国みたいなところがあるんです。
イングランドだけでも、たまにこれはどういう言い回しなんだろう?っていうのが、あったんです。たぶん、いまもありますけど。ちょっと濃い感じというか。ちょっと、なんの癖やろう?という。”A bit much”みたいな言い回しは、あります。
グレートブリテン及び北アイルランド連合王国のみなさんも、日本の関西人なんかに何も言われたくないとは思うんでしょうけれど。
それでもBBCだったりとか、The Guardianとかは日々のなかで読みますし。ニュースを観たりも普通にします。日本で新聞やメディアに接するのと一緒なんです。
ただ、アメリカ合衆国までいくと戸惑うんですね。
国が異なるとわからないんですよ。
なので、検索で調べます。
Extremely Loud & Incredibly Closeは2005年の小説なんですが。とても良質な作品です。
わたしは好きな小説です。

結果として翻訳を読んでいないんですが。
例えば、映画を観て原作を読んでみようと翻訳を選んでもいいと思いますし。英語を学んでいますというひとで、英語が読めるようになってきましたというひとで、アメリカ合衆国の米語が好きですという人は、ペーパーバックで読んでもいいと思いますよ。
英語が込み入って読みづらいということは全くないですし。
内容がとにかくいいですし。トーンもいいんですよ。時間軸が変わるんですけれど。場面が時間ごと違う場所になるんですが。とても繊細に描かれています。
正直、おすすめです。
こういう繊細さはいいなって。こういう優しさはいいなって。
文章の間から、その場所の暖かさだったり、寒々とした空気がにおい立ってくるんです。
もうちょっと、気力と体力が復活したら、また近年でどんな小説がイギリスでアメリカで出版されているんだろうか?その後の評判はどうだろう?って調べて、選んで、読んでみようって思ってます。
ナラティヴが凝りに凝っているとかだと、しんどいなぁーって思いますが。
大体、19世紀から20世紀ぐらいのイングランド小説の標準なら大丈夫ですね。骨が折れるというテクストが散々教科書だったので。
地道な数を読みましたね。
先生方が教育熱心なんですよ。恵まれました。
とりあえず読んでみるって案外大事です。運用例を検索で探すというのは結構前からやってますけれど。コツをつかむと有用だったりもします。英語を理解するときに、英語の質みたいなものの見当がつくようになるんです。日本語でも、みんなよくそういう言い回しだけれど、実際どういう意味なんだろう?という言葉はたくさんあります。はやり言葉から古い日本の言葉まで。古い日本の言葉だと転用に次ぐ転用で。元の用例からかなり外れているという言葉まであるんですよ。それも英語と似ていますし。言葉って興味深いですよね。Jonathan Safran Foerさんは実はノンフィクションも手掛けられるのだそうです。YouTube.comでたまたま見つけて、いろんな視点があるなぁーって観てました。Arthor Eventsという企画だそうです。