眠って起きたら、新しい年です。
驚きですよね。毎年ですけれど。年に一回ぐらい驚きがあってもいいんですよ。
年始から洋菓子かいっ、年始は和菓子やろっていわれそうな気もどこかでするんですが。
茶道の年始のお茶会はそれぞれの派閥でそれぞれなんだと思うんです。
基本的には花びら餅ですよね。甘露煮にしたごぼうと餡とお餅のハーモニーなんだそうです。実は、食べたことがないんですよ。茶道を習っていた時に先生から、年始の初釜にはねという話だけ聞いたことはあります。
なぜ、ごぼうって思うんですが。なぜ、甘露煮って。
伝統ってむつかしいですよね。

先生に花びら餅はむつかしいから、干菓子でと言われ。干菓子だと作法が全く変わるので。年始の初の茶道で怒られまくった記憶もあります。
懐紙は使わないのっとか。いろいろです。
準備もするので、お皿に盛るのもはじめてやるんですが、とはとても言えない雰囲気でした。
そうじゃないでしょ?って言われても。えーと?すいませんと謝りながら頑張ってましたよ。
スイーツでの困りごとの記憶は、実はもうひとつあります。
関東圏のスイーツの老舗のお店のお品を好んで送ってこられる方が、家族のお知り合いにいたそうで。家族の琴線にふれないものが一挙に押し寄せるということがあったんです。毎年。
賞味期限が短いので、毎日、スイーツを使った水菓子をいただくんですが。結構な量があり、努力になるんです。
どんな高価な商品だって食べるのが義務になってしまうと、案外つらいんですよ。
つらいなって当時思いましたから。
同時に、おいしいと感動して忘れられないのもスイーツなんです。

柑橘系のフルーツの果肉をゼリーにして、うつわは柑橘系の皮にしてあるスイーツでした。
お店自体がもうないので、食べることはできないんですが。
あんなにおいしいスイーツは再び食べてことはないです。和菓子の老舗のお店で食べました。
いまとなっては幻だなって思ったりもします。
美味しいって感動が伴わないと記憶には残りません。そんなものですよ。