パティスリーです。乱暴な日本語に訳すると洋菓子と菓子パンです。
心の複雑骨折のおりには、夜中に食べていた、それはパティスリー。食べた後に薬漬けで、それでも幸せな眠りについていたはずの、それはパティスリー。

こんなカロリーたっぷりの糖質の塊を食べても太らず。消化しきっていたわたしの脳みそは当時、大変だったんだなって思っています。
糖質は脳の栄養のもとになります。
そして、血液ドロドロになってしまい、菓子パンとの戦いがはじまり、気が付くと血管も血液も正常なんですが。
思い出すんですよね。
あの幸せだったけれど、中身はそれほど幸せではなかった眠る前のパティスリー。
別に午後にちょっとしたおやつとして、ヨーグルトを食べた後に半分食べるとかでもいいんですが。

なんとなく、欲求をこころのなかでうまく消化できていない自分がいて。
憧れでとまっているんですよ。
多分、辛すぎて耐えられそうになかった気持ちを解消してくれていた眠る前のパティスリーなので。
あんな糖質の塊を食べても食べても一切太らなかったという恐ろしい記憶がセットになっていて、若干怖いんだと思うんです。
いま食べすぎると、普通に太るだけなんですが。
普通に太ってしまうだけですね。

無茶苦茶、糖分まみれで、たっぷり食べて、翌朝、1mgも増えていないという身体の異常事態の記憶のほうが心の奥でしっかりと刻み付けられているようです。
避けているわけではないんですが。
パン屋さんでパティスリーを買って、カフェオレと一緒に食べたいって思うんですが。
憧れでなぜか止まっています。
おいしい食べ物が恐怖心につながるっておかしいんですが。いつか記憶の底に眠って、乗り越えられるときを待ちます。多分、そこまでやってきているような気持ちはするんですけれど。たまに食べたりもしますよ。午後にちっちゃいものを食べます。しっかりと美味しさを感じようと一生懸命に大事に、大事に食べています。つらい記憶を払しょくするように。