長年、内田百閒先生の『ご馳走帖』で悩んでいるソップなんですが。
ある日、普通に辞書を調べていたら、”sop”という単語に出くわしたんです。
リーダーズ英和辞典です。
sop /sɑp/
ミルク・スープなどにひたした食物片、パン切れ。そのスープ(ミルク):パンなどを浸して食べる汁。
百閒先生はソップを食べたり啜ったりなさるので。
あ、これで正しいのかもしれないって思いました。
Wikipediaにも記載があります。

スープにパンが小片ついてきたら、食べたり、啜ったりということになります。
中世時代の食べ方どころか、今でも普通に通用する食べ方になります。
発音は「サップ」になりますから、「ソップ」に日本語の表記がなったとしてもおかしくともなんともありません。
最初にアイスクリームを食べたり、飲んだりしてから、このソップを頼んで、ソップのお供に乾果(ドライフルーツ)を頼んだとしても、そこまで食い意地が張っているわけではないと思います。
個人的な感想ですが。
二皿くらい普通の料理を頼んで、そのあとにカレーライスだと(真偽はわかりません)、健啖家になってしまうんでしょうが。
カレーライス自体はイギリスの食べ物ですしね。

そうすると、百閒先生が船に乗船して食されていたのはイギリス式の食事の可能性が高いことになります。
百閒先生がドイツ語の先生であることが、盲点になっていたようです。
日本の海軍の歴史はイギリスからの影響もありますしね。なので、自衛隊では金曜日にカレー食べたりするでしょ?曜日の感覚をなくさないように。もしかすると食材の消費のためもむかしはあったのかもしれませんが。
百閒先生が教鞭を取られた海軍の士官学校では、英語を芥川龍之介が教えていたりしたわけですし。
ただ、問題なのがわたしはコース料理で食べたことがあるのは、フランス料理とイタリヤ料理だけなんですね。イギリス式はわからないんです。
パンはコース料理にはついてくるんですよ。
ただ、前菜の後のスープにパンの小片がついてくるかというと、そこはコース料理によるんでしょうし。大体、パンはパン用のかごに入って出てきますよね。
どうぞって。
イギリスのコース料理は食べたことないんです。
ホテルに泊まってコース料理を頼むよりも、普通にパブに行って今日のスープを頼むとパンがついてきますし。おいしいんです。大体、お店によってはなんて豪勢なんだろうという量でやってきますからね。頼んだ料理が。
日本人のおなかには厳しいんですよ。
シャーロック・ホームズの冒険譚にも出てきますよね。カレー料理は。