2021年11月6日放送のTBSの報道特集を観ていました。

但し報道内容がすべて正しいわけではありません。日本ではどのような報道に対しても後できちんと視聴者が裏を取らないといけないのです。
理由は報道機関の取材力の低下です。偏向報道と騒ぐほどのことではありません。必要な情報に対して徹底して裏をとり整合性を見定めてから報道するという姿勢に、日本のすべての報道機関が欠けているからです。残念ですね。
農薬のなかで危険視されているが、ネオニコチノイド系という殺虫剤の農薬です。
日本では有機農業も行われています。有機農業ニュースクリップというサイトを参考にしています。
また、環境省も研究者に研究費を出して、きちんと研究をおこなっています。
生態系がこの農薬の影響をどのように受けているかという研究になります。「農薬感受性」と呼称されるそうですが。日本には野生のニホンザルも住んでいるのでサル目への「農薬感受性」も研究できるそうです。
もちろん、ヒトへの影響も日本ではオープンデータの論文で読むことができます。

臨床環境医学という研究誌の論文です。麻酔科の先生が調べています。「ネオニコチノイドは有機リン剤より安全とはいえない」という結語に、研究者の矜持が示されています。

つまり、2012年には、このネオニコチノイド系農薬の子供の脳への発達への影響というのは日本の学究でも問題視されていたことになります。この論文ではこの農薬のヒト神経系への影響についての研究内容が示されています。論文からの引用になります「国内では農薬以外にも防虫剤として建材、ガーデニング、シロアリ駆除、家庭用殺虫剤、ペットの蚤駆除など多用され、松枯れ防止に空中散布が実施されている地域もある。」だそうです。また、「国内のネオニコチノイド系農薬の一日摂取許容量(ADI)は0.012 0.53mg/kg/day で欧米並みであるが、残留基準は EU や米国に比べ極めて緩い(表2)。その基準値は茶葉が10.50ppm、ブドウが2.10ppmと高いので、2.49ppm 残留汚染(アセタミプリドの実測例が有る18))したお茶750mℓを体重25kg の子どもが飲むと ADI を超えてしまう上に、上述したように食物経由以外の曝露も予想される。」
(表2)についても引用させていただきます。

自閉症スペクトラム障害への影響も言及されています。結語はつぎのような強い懸念の言葉で結ばれています。
「現在の社会では地球温暖化など、厳密な因果関係が証明されにくいリスクが増え、「大きな危険が想定されるものは、とりあえず予防する」という予防原則が欧米を中心に多数意見となりつつある。子どもの将来に繋がる重要課題として、農薬についても予防原則を適用し、ヒトの神経系を撹乱する殺虫剤については使用を極力抑え、危険性の高いものは使用停止するなどの方策が必要であろう。早急な対策が望まれる。」
日本の厚生労働省が「発達障害支援施策」の法整備をしたのが2004年になります。

そして、NHKが「発達障害」について大々的にキャンペーンをはったのは、2017年からになります。
では、日本の精神医学会がこの事実を知っているかというと、一部の研究者は知見がある可能性はあると思われます。ただ「 ネオニコチノイド 」をキーワードに調べても何も出てきません。
唖然とするしかありません。
話をわざと飛躍させます。こういう仮説も立つということです。つまり、「ネオニコチノイド系農薬のヒトへの農薬感受性」という知見が日本精神神経学会にないままに、2017年からNHKで大々的に「発達障害」のキャンペーンが行われました。患者数は増えているはずです。おそらく。
行政の縦割りが支障になり、環境省での問題提起があったとしても、総務省(NHKを管轄する省庁です)と厚生労働省に対して情報共有がきちんと行われておらず、原因の探求がきちんとした手続きを経ずに「発達障害」の患者だけ増やしたという日本の最近の状況になる可能性も否定はできません。
仮に「 ネオニコチノイド系農薬のヒトへの農薬感受性 」と「自閉症スペクトラム障害」の相関関係というのが、さまざまな研究を経て後に明らかになった場合、NHKのキャンペーンの影響で発達障害の判断を受けた患者のうち、実質的な誤診が出ている可能性もあります。
そして、「 ネオニコチノイド系農薬のヒトへの農薬感受性 」が原因で「自閉症スペクトラム障害」に似た症状を呈しているのに、更に精神科医が処方する処方箋の薬物依存にも陥っていることになりかねないのです。

Covid-19のワクチンで「副反応」が話題になりましたが、どのお薬にも「副作用」はあります。精神科で処方されるお薬にはもれなくあります。
私はすでに睡眠系の薬物依存になっているので、この状況は正直どうなんだろうなと思います。日本精神神経学会が無知でしたでは済まされない問題にもなります。
責任の所在をはっきりさせたところで、どこも責任をとれない状況に日本があるのであれば、まず原因の追求から始めて、無知の状況から脱する必要はあると思います。
論文についてはコンピュータで読むことができるものを探しました。情報はあるのに共有されないというのが日本のさまざまな行政の問題でもありますが。人体に有害なものがあり、そこに日本精神神経学会の無知が重なって、さらなる誤解が広がっていて、2重、3重に薬物依存の状況に置かれている人がいる可能性はゼロではないと考える(農薬も薬物ですから)と、日本の医療ってどれだけ立ち遅れているんだろうと暗鬱たる気持ちにもなりますよ。



