お勉強させていただいております。

実は、お財布についてです。

実は、以前に100円ショップで買ったミニサイズのお財布にかなりはまってしまい、ヘビーに使っていました。お札も入るといいなとか、なんだったらカードも入るといいなと思っていると、webで売っているんです。アマゾンなんて探すと沢山ミニサイズのお財布が出てくるんです。購入し、使った皆さんのコメントも沢山掲載されています。

あ、これいいかも、お値打ちだし、これで使い勝手がよかったら、ちゃんとしたお店でミニサイズのお財布を探して買おうっと決心をして購入しました。

そして、大変な目に遭いました。

皮革製品って傷がつきやすいんですよ。そのうえ、私のなかで勝手に流行しているのはミニバッグです。世間の流行はよくわかりませんが、私のなかではミニバッグがはやっています。ミニバッグのなかのものをどれだけコンパクトにするのかにハマってしまい、案外いろんなものを入れるので、お財布が傷だらけになってしまったのです。

何時まで経ってもちゃんとしたお店でミニサイズのお財布を探して買うところまでたどりつけません。

ちいさなバッグから顔をのぞかせるのは、傷だらけのミニサイズのお財布なのです。

財布に心があったなら「持ち主が手荒な真似をするから、いつもこんな傷だらけなんですよ」と、現金払いの無人のレジの機械に向かって、そう告げている感じに仕上がっています。

週に1回くらいは手入れをしているんですが。ひっかき傷が消えるわけでもなく、皮のお財布の表面に刻まれていくだけなんです。遠目にはバレなくっても、無人のレジにはバレます。

人がいるレジでもバレます。「あ、この人はさぞかし粗雑なひとなんだろうな」という風情の財布を出すからです。

男子のみなさんがジーンズの後ろのポケットにお財布入れてもそれなりにさまになりますが。女子の場合は、そうならないんです。そのためのバックなのに。バックの中で傷だらけなんです。

YouTube や 鞄屋さんのサイトなどで、いろいろ勉強をしました。

傷だらけのお財布とどう向き合うべきなのか。YouTubeの世界は幅広く、クラフト工房の先生のチャンネルから、皮革商品を販売されてらっしゃる職人の方から、お店の方から、いろんなお財布のお手入れのレクチャーを受けることができるのです。

ただし、情報量が多すぎると、結果的にどう取り組んでいったらいいのかわからなくなってくることもあります。

情報量はある程度あるんだから、もう一段階、練習の強度を上げてみることにしました。

真正面から、皮革のお財布に向き合うことにしたんです。

できるだけ加工を施されていない皮のお財布を購入しました。最低限の加工で販売されているお財布です。

そして、失敗を沢山したんです。

最初に夏場なら2週間ほど日陰で陰干しをするそうなんです。直射日光に当てないようにしながら、内側も外側も満遍なく陰干しをするそうなんです。そうすると、皮革製品に含まれる油分が表面に浮き上がってきて、傷がつきにくい状態になるんだそうです。

私は3週間、毎日窓辺の直射日光が当たる場所に布を敷いてお財布を置き、毎日、夜になると外側と内側を取り換える前に、ほこりを払ってから、レデッカー社の子供のおもちゃ用のブラシでブラッシングをしてお手入れをしていたんです。その後、布でからぶきしていました。

その間に、あ、これがみんなが傷と間違えてしまう、牛のなめし革に残る牛の皮膚の血管の痕跡なんだと皮の状態をチェックしていたり、数日経つとその牛の皮膚に残ったはずの血管の痕跡は、猛烈な日差しのもと、目立たないことになってしまったり。毎日毎日、皮の変化を観察していたんです。小学生の夏休みの宿題みたいに。

ある日、こんなに長い間、直射日光に当てていていいのかな?と疑問に思い、調べなおしたら、「陰干しにしてください、直射日光はさけるように」という記述にぶち当たったわけです。

案の定、お財布はからっからになっています。これから新しく使うはずのお財布が。もう、からっからです。パキパキには程遠いのですが、乾いています。

どこかの先生が水を含ませて拭いていたはず。えーと、水で拭いていいんだろうか?使用前で汚れていないのにクリーナー使っても意味がないし。ミニタオルをぎゅっと絞ればだいじょうぶかな?と思い、ぎゅっと絞ったミニタオルで満遍なく水分を、最低限の加工技術しか施されていない皮のお財布に与えてしまったのです。

その後で乾かすという工程を忘れてしまい、というか、忘れますよ、入門書があれば別なんでしょうが、すべて観たり読んだりして齧っただけの情報で、最低限の加工を施された皮革商品に立ち向かっているわけですから。

慌てて、水を含んだお財布に靴クリームを塗ったんです(無印良品の靴クリームです)。

しばらく経つと、お財布のとある部分にシミができてしまいました。

これが水で出来るシミなんだろうか?一日も使用していないのに、なんで、こんなことになっているんだろうと心の中で半泣きの状況に陥っていました。

私に皮革商品の扱い方なんて一生わからないのかもしれないと悩みながら、いろんな鞄屋さんのサイトを読みふけりました。

そして、調べたんです。実は、皮革製品用のクリーナーとして扱われる商品の90%以上は単なる水分なんだそうです。秘密は10%だけです。皮革製品の本場は欧州になりますが、日本の水道水は軟水ですし、そのまま飲んでも大丈夫なほど安定しています。10%の秘密の何割かは天然のオイルで占められているそうです。水と油は通常なじまないはずですから、後の8%は水と油をなじませる何かの工夫が含まれているのかもしれません。よくわかりませんが。だったら、水道水でも大丈夫かもしれないと思いました。屋外で降る雨と水道水の成分は異なるはずです。

訳がわからないまま購入しただけで一日も使用していない日焼けだけしたお財布を、1週間寝かせることにしました。

ここからの、お手入れの仕方は私個人のやりかたなので、絶対に真似をしないでくださいね。

もう一度、そのお財布を取り出し、おもちゃ用のブラシをやさしくかけた後に、きちんと布で表面をふき取りました。それから、固く絞ったミニタオルで、満遍なくもう一度隅々まで拭き上げたんです。お財布が水分を含んでしなやかになった感じまでもっていきました。

丸1日かけて陰干しをした後に、表面を布で拭き、ささっとブラシをかけた後に、無印良品の靴クリームを指に少しずつとりながら、できるだけ少量でクリームを伸ばすように、お財布になじませていったんです。その後に、軽く表面を布で拭き、ブラシをかけていきました。

すると、なぜかしなやかなお財布に仕上がったんです。ひっかき傷はつくんですが。

わからないなりに、向き合うことにしました。1週間に1回くらいお手入れをしています。たまに、傷だらけの財布を使ったりして、新しい財布を休ませる時間も設けています。

皮革製品の扱い方って、むつかしいんですね。

安易にきちんとしたお店のミニ財布に手を出して、また傷だらけにするのは嫌なので、勉強することにしています。鞄屋さんのサイトは丁寧なものが沢山あります。いろんな情報源になっています。ありがとうございます。YouTubeでは本当にさまざまな職人の皆さんやクラフトの先生方が、皮革製品の扱い方、手入れの仕方などの紹介をなさっています。そこまでのプロフェッショナルなことはできませんし、できるところからのスタートでしかないんですが。勉強になっています。きちんとメンテナンスの作業を説明してくださる方もいて、いろんな皮革製品に、いろんな人生が詰まっているんだと勉強になっています。

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